今年は COVID-19 により、世界は思わぬ困難に直面することになりました。多くの企業にとって予期せぬ変化への対応力を見直す機会となっています。現在も感染拡大は続き、いまだ先行きが見えない状況です。不測の事態に備えて私たちは何ができるでしょうか。
現在、ラボの多くは、確実に社会的距離を取るために入室制限を取り入れています。カナダには州間の移動だけでなく、米国との行き来を最小限にするためのガイドラインがあります。ラボサービスを完全にリモートで行うための、チームの創意工夫をご紹介します。
iLab の機能は、ラボでの社会的距離の確保に役立ちます。Agilent CrossLab iLab ソフトウェアは、特定のリソースとスペースの予約、機密の機器またはバリデートされた機器の利用制限、使用の追跡などを可能にします。
パンデミックで引き起こされた事業の中断のために最初に経済的影響を受けた中国ですが、世界に先駆けて回復しようとしています。2 月から 3 月にかけて、中国のほぼ全都市で生産活動が厳しく制限され、製造サイクル全体の停滞につながりました。
パンデミックの影響を受けて最近は職場で大きな変化が起こり、多くの規制対象ラボでは対応すべきメンテナンスや運転時適格性評価(OQ)の実施が滞っています。
しかし、コンプライアンスプロトコルを見直し、改善する良い機会と捉えることもできます。