お客様への声明

「今は困難な時ですが、アジレントはお客様と従業員、そしてアジレントが操業している地域コミュニティへの支援に力を注いでおります。

ウイルスの感染拡大防止のためにできることを責任を持って実行する一方で、COVID-19 コロナウイルスによる事業中断を避けるべく、尽力し続けています。

アジレントは変化する状況を継続的に注視、評価し、重要な課題について丁寧にお伝えします。」

- 社長兼CEO、Mike McMullen

アジレントの COVID-19 対策

アジレントでは、すべての重要な企業活動、リスク評価、危機管理手順に対する事業継続計画(BCP)を統合する Risk Management Program(全社リスク管理プログラム)を制定しています。中国での最初の感染拡大を受けて、国レベル、部署レベル、全社レベルのチームで検討し、このプログラムを実行に移しました。この活動をモニタリングするために、アジレントの経営陣が定期的な会合を重ねております。

お客様への声明

アジレントの Enterprise Risk Management(ERM)プログラム

ERM プログラムは重大なリスクを特定するフレームワークとなるものです。このプログラムは、リスクの文書化、どのようにリスクを管理するか、そして必要に応じた事業継続計画(BCP)の更新/作成について、事業部門や管理部門を支援します。CEO スタッフからなる全社リスク委員会(Executive Risk Committee)の監督下にあります。

この ERM プログラムにより、サプライチェーンの断絶、戦略的 供給会社の喪失、輸送の混乱、拠点の閉鎖といった重大なリスクを特定します。これらのリスクを BCP によって軽減、管理し、定期的に評価して更新します。BCP は多くのケースで積極的に活用され、供給の確保に役立っており、効果的に実施されております。また、COVID-19 により変化し続ける状況下で、お客様への支援を確実に継続することにもつながっております。

お客様への声明

従業員について

アジレントは従業員とその家族、そしてアジレントが操業しているコミュニティの安全を確保するために力を注いでおり、まず、1 万 6 千人の従業員に対して、感染リスクの低減と安全確保のため、可能な場合は在宅勤務を要請しました。現在その一部は、地域の状況に応じて、またアジレントの出勤再開プロセスにおけるグローバルの承認に従って、出社勤務を再開しています。自宅での勤務を続けている従業員には、在宅勤務を安全に、また快適なものとするため、必要に応じた備品の追加購入も認められています。

アジレントでは航空便および鉄道によるすべての海外出張を、事業遂行上必須の目的のものに限定しており、事前に役員レベルの承認を要する体制をとっております。国内の出張もやむを得ない場合に限定しており、アジレントの社内会議での出張は許可されません。展示会や見本市などのイベントへの参加を希望する従業員には、詳細な規定があります。このような制限は、感染リスクを低減するとともに、刻々と変化する政府の制限や隔離の規則に従業員が影響を受けないようにするために設けられています。それでもやむを得ず海外出張の必要がある場合には、綿密な支援を行ってまいります。

お客様への声明

アジレントの人事および環境・健康・安全(EHS)チームには、従業員を支援するための詳細な手順があります。これには、体調不良に陥った、あるいは自宅隔離が必要となった従業員や、子どもや老齢の家族のケアのためにワークライフバランスの調整が必要な従業員などのための、病欠や休暇取得ポリシーの緩和も含まれます。

従業員には「従業員用ケアキット」を提供しています。マスク、消毒液、デジタル温度計など、職場や自宅で安全に過ごすためのアイテムが入っています。

当社の拠点について

アジレントの全拠点が、製造、トレーニング、お客様向けのデモなどの重要なオンサイト業務のために稼働を続けています。出社するスタッフを守るため、アジレントでは幅広い予防措置を取っています。清掃や消毒を徹底し、ポスターなどで注意を促しているほか、会議室の使用制限やアメニティの提供の中止、訪問者の健康確認と入室制限、個人用保護具の利用なども実施しています。社内外のイベントは、オンラインでの実施、延期、中止などの措置をとっています。

お客様への声明

COVID-19 のリスクがある従業員、症状を示す従業員、検査の結果、陽性となった従業員が確認された場合は、念入りな清掃実施のため、当該拠点の全体ないしは一部を一時的に閉鎖する総合的なプランを有しております。

アジレントの製造拠点では、可能な場合、交代勤務を実施し、感染リスクを低減しております。

お客様への声明

アジレントサイトへの出勤再開

アジレントは、地域の当局の判断により在宅勤務可能な従業員の出勤再開が可能になった場合に、出社勤務を再開する従業員の管理のために、詳細な出勤再開プロトコルを開発しました。アジレントでは従業員の健康と安全を優先するため、出勤再開によるその生命と家族への影響を幅広く考慮しています。拠点で出勤再開が可能かどうか、重要課題を広範に評価します。これには、COVID-19 の症例数が明確な減少傾向にあるか、公共交通機関や駐車スペースなど重要なインフラストラクチャが利用できるか、病院や学校など社会的なインフラストラクチャの再開状況、当社の各拠点の準備状況などが含まれます。当社の拠点は、健康確認を適切に実施し、社会的距離を確保できるようにしています。また、従業員の出勤再開は、慎重にフェーズに分けて行われます。フェーズ分けにあたっては、拠点内のインフラストラクチャを利用する必要がある従業員や、お客様に直接対応する役割を担う従業員を優先しています。従業員の多くは、2021 年中のかなり先まで在宅勤務を続ける予定です。

製品とサービスについて

お客様への声明

世界で 20 か所を超える製造拠点を有するアジレントでは、多様性に富んだ製造戦略を策定しております。当社の全製造拠点は、通常の生産量となっております。アジレントのチームは、2 次、3 次の生産財供給会社を特定し、追加的な流通網を確保することで、潜在的な中断のリスクを最小限に留めようと努めております。アジレントの全製造拠点では、サイトの物理的インフラ、サプライチェーン断絶、流通網・配送を含む BCP を策定済みです。アジレントが使用するパーツやコンポーネントは、多様なサプライチェーンから調達しており、戦略的供給会社とは定期的に会合を行い、供給会社のモデルの堅牢性や供給会社自身の BCP を評価しております。供給を確保できるよう、自主的にこれらの計画を実施しております。

アジレントの製品または梱包材に、COVID-19 感染リスクがあるとは考えておりません。現在までのところ、製品や梱包材を介した COVID-19 感染のエビデンスはなく、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)世界保健機関(WHO)、その他の機関機関により、硬質表面では COVID-19 ウイルスの生存期間が短いことが確認されています。数日、数週間を必要とする室温での輸送によってウイルスが拡散されるリスクは極めて低いと考えられます。

特集記事

アジレントの COVID-19
対応の概要


問題管理

Enterprise Risk Management
Enterprise Risk Management

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経営陣の関与
経営陣の関与


従業員について

大多数が在宅勤務

大多数が在宅勤務

サポートプログラムの実施と手順の整備

サポートプログラムの実施と手順の整備

定期的なコミュニケーション

定期的なコミュニケーション

拠点以外では実施できない業務のみオンサイトで実施

拠点以外では実施できない業務のみオンサイトで実施

全出張を厳重管理

出張を厳重管理


当社の拠点について

20 か所の製造拠点はすべて稼働

20 か所の製造拠点はすべて稼働

清掃および消毒をさらに徹底

清掃および消毒をさらに徹底

戦略的供給会社と定期的にコミュニケーション

戦略的供給会社定期的にコミュニケーション

2 次、3 次の供給会社によるバックアッププラン

2 次、3 次の供給会社によるバックアッププラン


製品について

製品および梱包材に感染リスクなし

製品および梱包材に感染リスクなし


お客様への対応

必要な場合は定期的な会合を通して対策を実施

必要な場合は定期的な会合を通して対策を実施

バーチャルツールをさらに活用

バーチャルツールをさらに活用

従業員による個人用保護具の使用

従業員による個人用保護具の使用

従業員は地域の安全対策に従って行動

従業員は地域の安全対策に従って行動



お問い合わせ

ご質問がある場合やサポートが必要な場合、またはご意見のある場合は、以下までお問い合わせください。

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