UV-Vis & UV-Vis-NIR
コンプライアンスソフトウェア | Agilent OpenLab ソフトウェアスイート |
制御ソフトウェア | Cary UV ワークステーション Cary 3500 マルチゾーンアドオン |
奥行き | 700 mm |
高さ | 280 mm |
光源 | キセノンフラッシュランプ(250 Hz)、新しい機器での 10 年保証付き |
最大スキャン速度 | UV-Vis 150,000 nm/min |
測光範囲(Abs) | 4 Abs |
測光システム | ダブルビーム |
電源要件 | 100~240 VAC、50/60 Hz |
スペクトルバンド幅 | UV-Vis 0.1~5.0 nm |
波長 | 190~1100 nm |
重量 | 34 kg |
幅 | 445 mm |
光軸高さ | 15 mm |
Cary 3500 マルチセル UV-Vis 分光光度計は、8 チャネルすべてを同時に、全波長範囲を 1 秒未満でスキャンします。このシステムは、アプリケーションのニーズに合わせて調整された、室温または温度制御の 2 つの構成で利用できます。温度制御された構成では、空冷式ペルチェシステムを用います。マルチゾーンソフトウェアアドオンを使用すると、キュベットの各ペアを異なる温度に保持できるため、4 つの実験を一度に行うことができます。
Cary 3500 UV-Vis の光源はウォームアップが不要なキセノンフラッシュランプで、フルスペクトルのスキャンが 1 秒以内に可能です。可動部品がないため、サンプル量が非常に少ない分析でも、常に精度と再現性に優れた結果を得られます。ビルトインのヘルプ & ラーニングセンターに、新規ユーザーや使用頻度の低いユーザー向けのビデオガイダンスが用意されており、トレーニング時間を短縮できます。さらに、場所を取らず、堅牢な設計を採用しているため、メンテナンスが最小限で済みます。
Cary UV ワークステーションソフトウェアは、カイネティクス、濃度、波長スキャン、温度ベース測定などのアプリケーションを内蔵しています。Agilent OpenLab ソフトウェアスイートに対応しており、国際的な規制要件への準拠をサポートします。
Cary UV ワークステーションソフトウェアのグローバル規制対応項目支援を説明する技術資料『GMP 施設のデータインテグリティ実現のために』をご覧ください。
医薬品業界の QC プロセスでは、この信頼性が高く確立されたアプローチが使用されることが多く、データインテグリティが非常に重要です。Agilent Cary 3500 マルチセル UV-Vis 分光光度計は、サンプル、スタンダード、およびコントロールを同時に測定し、ほとんどの分析データのばらつきを排除します。
アプリケーションノートはこちら:UV-Vis 測定におけるデータインテグリティの向上と分析データのばらつきの排除
構造的または立体構造遷移は、UV-Vis 吸光度の変化と関連していることがよくあります。したがって UV-Vis 分光法は、タンパク質や DNA/RNA などの分子の構造変化を研究するために使用することができます。UV-Vis はタンパク質や核酸の熱融解分析でよく使用され、サンプルの温度制御が ID テストの鍵となります。アプリケーションノートとケーススタディを読めば、Cary 3500 UV-Vis が正確で再現性のある最大 40 ℃/min までの昇温をいかに可能にしているかがわかります。あるいは、UV-Vis による熱融解分析に関する包括的なガイドを参照してください。
反応物または生成物の変化により特定の波長における吸光が時間の経過とともに変化する場合、UV-Vis は反応キネティックスの解析に最適です。シングルポイントカイネティクスでは単一波長をモニタリングし、スキャンカイネティクスでは波長範囲をモニタリングします。Cary 3500 マルチセル UV-Vis はデータを迅速に収集します(1 秒あたり最大 250 データ ポイント)。これはスキャンカイネティクス測定に最適です。Cary 3500 が異なる温度で複数のサンプルを同時に測定する様子を動画でご覧ください。
アプリケーションノートはこちら:化学反応に対する温度の影響を評価する高速メソッド