1260 Infinity III 分析スケールLC 分取精製システム

HPLC システム

1260 Infinity III 分析スケール
LC 分取精製システム

1260 Infinity III 分析スケール LC 分取精製システムは、InfinityLab LC 分取精製ポートフォリオの中で特に柔軟性と汎用性に優れた、化合物単離ソリューションです。

この分取 HPLC システムはミリグラムレベルの物質の精製に最適です。標準構成では流量 0.1~10 mL/min の送液が可能であり、内径 2.1 から 10.0 mm のカラムに対応できます。

高流量への対応や低拡散システムへのアップグレードアップグレードは簡単に行えます。さまざまな分取精製ニーズを満たすため、UV 検出や MS 検出、および複数のフラクションコレクタのクラスタリングに対応しています。

Application Finder で、1260 Infinity および 1260 Infinity III 分析スケール LC 分取精製システムのすべてのアプリケーションノートと技術概要を表示できます。

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特長

  • ミリグラムレベルの物質の精製を実現する分析スケール精製 LC システムが優れた効率を提供。
  • 高い信頼性と堅牢性により、増え続ける作業量への対応能力を向上。
  • 最大 60 MPa で最大 10 mL/min の流量範囲により、幅広い分析スケール精製ワークフローでの汎用アプリケーションに対応。
  • Infinity III 屈折率、蛍光、蒸発光散乱検出、またはシングル四重極 LC/MSD など、追加モジュールによりアップブレード可能で、将来的にも対応した投資を実現。
  • 低分散フラクションコレクションにより、分析時に対象化合物を高精度に単離。
  • マイクロタイタープレートに最大 4 x 96 個のフラクションを、または 4 種類の外径のガラス製試験管に最大 216 個のフラクションを採取でき、優れた柔軟性を発揮。
  • 統合された自動フラクションディレイセンサ技術により、採取したフラクションの純度と回収率を向上。
  • 需要に基づいてフラクションキャパシティをアップグレード可能。単離された化合物からのみ入手できるオーソゴナル分析情報により、ラボの効率が向上。
  • 需要に応じて性能と機能を強化できる、フルアップグレードが可能なシステム。
  • OpenLab CDS ChemStation ソフトウェアの分かりやすいソフトウェアインフラストラクチャにより、容易で信頼性の高い操作を実現。

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仕様

  • カラム容量
    • 4
    カラム ID リーダーオプション
    • オプション
    奥行き
    • 468 mm
    流量範囲
    • G7112B で 0.05 ~ 5 mL/min
    • G7110B, G7111A, G7111B で 0.2 ~ 10 mL/min
    注入範囲
    • 0.1-100 µL
    • 0.1~900 µL の幅広い注入量範囲オプション
    • 0.1 to 1800 µL (マルチ注入キットを使用した場合)
    インテリジェントシステムエミュレーション技術(ISET)
    • なし
    電圧
    • 100-240 VAC
    電圧
    • 100-240 VAC
    溶媒の種類の最大数
    • 4
    • 最大 15 (溶媒選択バルブを使用した場合)
    最大温度ゾーン数
    • G7116A/B で 2
    • バイアルサンプラ、一体型カラムコンパートメントで 1
    ポンプタイプ
    • アイソクラティック
    • バイナリ
    特殊機能
    • ディレイセンサ
    • 自動ディレイボリュームキャリブレーション
    システム圧力の使用範囲
    • 最大 60 MPa
    • 980 mm

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アプリケーション

  • 複雑なサンプルを高選択的に精製

    このアプリケーションノートでは、1260 Infinity III 分析スケール LC 分取精製システムとマスベースフラクションコレクションによる緑茶カテキンの単離について説明します。この実験では、緑茶に含まれる主要な酸化防止剤グループであるカテキンを単離します。1260 Infinity III 分析スケール LC 分取精製システムと InfinityLab LC/MSD XT を、1260 Infinity II 分析スケールフラクションコレクタで拡張しました。この結果、質量選択的トリガによる特殊なフラクションコレクションのメリットが示されました。

    アプリケーションノート

  • 分析スケールアプリケーション用の高負荷、低分散の LC 精製

    この技術概要では、1260 Infinity III LC システムと 1260 Infinity III 分析スケールフラクションコレクタおよび OpenLab CDS ソフトウェアスイートの組み合わせによる低分子の精製について説明します。3 種類の分析カラムのサンプル数を比較した結果、フラクションコレクタを導入するだけで、同じシステム、カラム、ソフトウェアを使用して、分析用 HPLC を分取用 HPLC に切り替えられることが示されました。

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