FAQ (LC関連)

ご不明な点がございましたら、カストマコンタクトセンターまでご連絡ください。

カストマコンタクトセンター

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LC ハードウェア

LC ChemStation操作データ解析編

LC ChemStationメソッド アンド ランコントロール編

A一般情報

(A)製品の特徴・インフォメーション

1. 製品の特徴・インフォメーション

(B)消耗品関連

1. 消耗品関連

詳しくはこちら

(C)アジレント ウェビナー(eセミナー)

1. アジレント ウェビナー(eセミナー)

詳しくはこちら

(D)製品マニュアル

1. 製品マニュアル

詳しくはこちら

(E)マイライブラリ

1. Information Centerの使い方

こちらのファイルをご参照ください。

2. インスタントパイロット簡易マニュアル

こちらのファイルをご参照ください。

3. FW のダウンロードサイトの紹介

詳しくはこちら

4. Lab Advisor ソフトおよびユーザーマニュアルの入手/アップグレード方法の紹介

詳しくはこちら

5. (U)HPLC 分析において有機溶媒を使用する場合の対処方法と使用上の注意

こちらから入手可能

6. Agilent LC システムを使用する際の注意点や推奨事項について解説した “Agilent LC システム使用上の注意点 テクニカルノート”

こちらから

7. OpenLab CDS ChemStation 結果セットを説明したドキュメント

こちらから

8. ISET(Intelligent System Emulation technology)簡易マニュアル

こちらから

ALC ハードウェア

(A)寸法、消費電力

1. 寸法や、消費電力を知りたい

添付ファイルを参照してください。

<<クリック

(B)システム全般

1. 装置のステータスランプがオレンジ色に点滅して、ケミステーションで装置を認識しない。

ステータスランプが点滅している装置のコールドスタートを実施し後、システムを立ち上げなおしてください。

*装置の電源を切り、背面にあるディップスイッチの現在の設定 を控えておきます。
次に、ディップスイッチをコールドスタートの位置に切り替えます。
詳細は、Information Center 内にある各モジュールのユーザーマニュアル Configuration Switches の章を参照しスイッチを設定後、
電源を入れ、10 秒以上(オートサンプラの場合は初期化が終了するまで待ちます) 経過してから、電源を切ります。
ディップスイッチ設定を元に戻し、電源を入れて起動させ、ステータスランンプの点滅がなくなるか確認します。

*コールドスタートを実施してもステータスランプのオレンジ点滅が再発する場合は、アジレント コールセンターまでお問い合わせください。

2. 表示される圧力はどこでモニターしているのですか。

ポンプ内に圧力センサー(ポンプによって仕様が変わります)があります。
それ以降でかかる全ての圧力の総和(オートサンプラ、カラム、検出器、配管等)になります。

3. インラインフィルタを流路に追加したい。

ご使用のシステムによって、選択して頂ける仕様が複数ございます。
「Agilent カラム分析機器部品カタログ」内の94ページを参照ください。
このカタログは、弊社ホームページ上からもご覧いただけます。

4. 10年以上前に納入した1100 LCシステムがあるが、接続するPCが故障した。PCのみ更新して継続使用は可能ですか。

ほぼ可能です。最新の WINDOWS OS をベースに ChemStation/OpenLab CDS 2/MassHunter(MS 接続の場合)等との接続が可能です。
併せて、LC 各装置のボード上 ROM(ファームウェア)の書き換えが追加で必要になります。
ただし、G1323A/B コントロールモジュールについては、更新システム上での使用ができなくなる場合もあります。
詳しくはご相談下さい。注(1100 シリーズはサポート保証期間が終了しており、部品供給が行えないモジュールがあります。)

5. 1100 LCや1200 LC等の複数のシステムから、個別に装置を入れ替えて、構成を変更しての使用は可能ですか。

ほぼ可能です。LC各装置のボード上ROM(ファームウェア)の書き換えが追加で必要になります。ただし、コントロールモジュールについては、更新システム上での使用ができなくなる場合もあります。詳しくはご相談下さい。

6. 各装置毎の、消耗品交換実施用メンテナンスビデオはありますか。

弊社ホームページ上からご覧頂けます。「テクニカルサポート/FAQ/該非判定」「インストレーション&メンテナンスデオ」の箇所をクリックすると新しいウインドウが開きます。この中の 「1100シリーズLC および LC/MS インストレーション&メンテナンスビデオ」 の項目を指定すると、各装置毎のメンテナンス対象の項目見出しがありますので、必要な箇所をクリックして、ビデオをご覧下さい。現在、全て英語版でのご紹介となっております。

(C)ポンプ

1. ポンプのアウトレットバルブの左にある Peek製のネジ(ロックネジ)を折ってしまった。このまま使用しても問題ないか?

このネジは、ポンプヘッドの分解、組立時の作業をしやすくするための補助ネジなので、折れても御使用いただけます。次回、ポンプヘッドの分解が必要な時に交換してください。

外れない場合は、細めのマイナスドライバを、上から強く押し込み、回転させて取り除いてください。

2. マニュアルパージバルブ搭載の LC ポンプにおいて(オートパージバルブ搭載ポンプ除く)、パージバルブを開けると気泡が出てきます。気泡が抜けてないのでしょうか?

パージバルブの廃液チューブのヘッド差で、バルブのネジ部分からの空気が混ざって見える可能性もあります。パージの廃液チューブの出口をパージバルブの高さまで持ち上げて気泡が出なくなればヘッド差による気泡です。

3. ポンプに使用されている(出荷時搭載)ミキサの容量は?

G1312A/B: 420 μL
G4220A/B、G7120A: 35 μL / 100 μL

4. 1100/1200/1260/1260 InfinityII(Prime ポンプ除く)について

逆相用(黒) : 1100 / 1200では ~ 40 MPa 、G1312B では ~ 60 MPa、Infininty II では ~ 80 MPa 上限で、逆相系溶媒のみ対応。
順相用 (橙) : ~ 20 MPa上限で、順相系、逆相系の両溶媒に対応(ただし逆相用シールより低寿命)

5. 1290ポンプ使用時、A,Bともパージを長時間実施しているがエアが抜け切らない。

プライム 「Prime」 を実行して下さい。

6. 溶媒フィルタ(ガラス製 部品番号:5041-2168)に詰まりを起こしたようです。超音波洗浄をしたいのですが、可能ですか。

ガラス部の破損につながるため、超音波洗浄の実施はお控えください。
溶媒フィルタは消耗品になりますので、詰まり発生時は新品への交換をお勧めします。

7. アウトレットボールバルブの部品番号が変更されたようですが、装置ごとにどれを使用すればいいですか。

1100、1200、1260、1120、1220シリーズでは全て共通で「G1312-60067」となりました。 (お手元に旧部品「G1311-60012」または「G1312-60012」がある場合は、該当装置にて、引き続きご使用可能です)。
1290については「G4220-60028」になります。

8. アウトレットボールバルブや、パージバルブの先端に取り付けてある、樹脂製キャップと円形のゴールドシールの一体型部品の番号は。

シールキャップASSYといい、部品番号は「5067-4728」です。以前はキャップとゴールドシールが独立した部品でしたが、現在ご提供の「5067-4728」は、このキャップとゴールドシールが一体型の部品となっています。(お手元に旧部品ゴールドシール「5001-3707」およびキャップ「5062-2485」がある場合は、引き続きご使用可能です)。

(D)デガッサ

1. G1379B のデガッサーは定期的な真空ポンプの動作音がしないが、問題ないか?

問題ございません。
G1379B は既定の真空度に達すると、真空ポンプは常に弱く引いているため、G1379A や G1322A のように定期的な真空ポンプの動作はありません。

2. デガッサーのステータスランプが消灯したままで点灯しないが問題ないか?

消灯している場合は問題ございません。
デガッサーのステータスランプは、Ready : 消灯、Not Ready : オレンジ、Error : 赤 を示しています。

3. 新しい移動相に置換する際、デガッサOUT側にシリンジを接続して引いてもいいですか?

G1322Aでは可能です。一方、G1379A、G1379B、G4225Aでは不可です。パージによる置換をお願いします。

(E)マニュアルインジェクタ

1. マニュアルインジェクタに、市販の注射器(ハミルトン製)を使用。針の先端部分太めのものは抵抗感があり、細めのものは抵抗感がないが、どの針を使用すればいいか?

シリンジの針 (Needle) は、スクエアカット (Needleの先端角度90度・尖っていないもの)の 22ゲージが推奨です。 23ゲージの場合は、サンプルが漏れる可能性もあります。

(F)オートサンプラ

1. オートサンプラで「モーター温度 (Motor Temprature )エラー発生した。

オートサンプラの電源をオフにして約30分程度経過した後、再度電源ONにして初期化が完了できれば、そのままご使用ください。

2. オートサンプラのイルミネーションをオフにしたい。(A バージョンケミステーション使用時)

コマンドライン(ケミステーションのウインドウ再下部の一段上で、通常カーソルが点滅している箇所)で
次のコマンドを入力します。

『print sendmodule$ (lals1,"LGHT 0")』   (注)『 』の中の部分が対象です。

Bver ケミステーションはプルダウンメニューで 「表示」 → 「機器」 → 「インジェクタ続き」 内の “イルミネーション” に入ります。ここで ON、OFF の指定が可能です。

3. オートサンプラのイルミネーションをオフにしたい。(インスタントパイロット使用時)

Welcome 画面から、「more」 → 「Configure」 にて 「ALS」 または 「hi ALS」 を選択。
Configureの画面になります。その画面で下にスクロールすると、「ILLUMINETION ON/OFF」 で
設定変更できます。

4. オートサンプラのイルミネーションをオフにしたい。(コントロールモジュール使用時)

  1. 「Analysis」 画面から、F5 「VIEWS」 を押してその中から 「System を選択。
  2. 「System」 画面に切替わります。F 3「TEST」 にて “ALS (もしくは WPS)” を選択。
  3. 続けて、右側の 「m」 ボタンと数字 0 の横にある 「.」 のボタンを使用し、「m」 → 「.」 → 「m」 と
    順番に押してください。
  4. 出てくる新規ウインドウ内で 「command」 を選択して下さい。
  5. さらに数字/アルファベットボタンを使用して、「lght0」 または 「lght1」 のいずれかを入力し、
    最後に F7 か F8 にある 「Execute」 を押して実行します。
    「lght0」 のときはライトがオフに、「lght1」 のときはライトがオンになります。

5. オートサンプラの注入量を標準の 100μl より多くしたい。

900μl 注入仕様への変更、もしくは 5000μl までの拡張も可能です。
オートサンプラの仕様(型番)によって変わります。詳しくはお問い合わせ下さい。

6. 洗浄液用ぺリスタリックポンプで流せる洗浄液の種類は?

納入時から変更していなければ、標準の Pharmed 製チューブのペリスタルチックポンプが装着されています。
ニードル洗浄用のペリスタルチックポンプは、主に下記の2種類の用意があります。

  1. PharMedチューブポンプ:部品番号 5065-4445
  2. Siliconeチューブポンプ:部品番号 5067-4793

<Pharmed での推奨溶媒>

  • エタノール
  • メタノール
  • 水/酸
  • 水/塩基
  • 水/アセトニトリル混合

上記以外の溶媒ではSiliconeチューブの使用を試していただきます。

Phamed/Siliconeの溶媒互換性を下記に示します。
 

 Pharmed/Siliconeチューブで対応不可な溶媒での洗浄は、バイアルに洗浄溶媒を入れて洗浄する方法を推奨します。
(バイアル洗浄の場合は、バイアルにキャップ(セプタム)せずに使用することを推奨します)

7. 高 PH の移動相を使用したい。上限はどの程度までよいか。

G1313A/G1329A/G1367A/G1367B/G4226A/G7129B をお使いの場合、工場出荷時のオートサンプラはローターシールに Vespel を使用しており、
pH 範囲は 2.3〜9.5 となります。
(ローターシールを変更されている場合は、pH 範囲が異なりますので、必要時詳細についてはお問合せください)
G7129B 以外のオートサンプラでは、Tefzel に交換することで pH 2.3 以下および pH 9.5 以上の溶媒の送液が可能となります。
ただし Tefzel は材質が柔らかいため寿命が短くなります。(G7129B は Vespel シールのみ対応となります)
G1329B/G1367C/G1367D/G1367E/G7167B/G7167A/G7129A/G7129C のオートサンプラをお使いの場合は、PEEK 製のローターシール(pH 1-14)のため、シール交換等は不要です。
各装置間の接続にステンレスを使用している場合、ステンレスはpH 1~12.5 に対応しています。
pH 12.5 以上の移動相を使用する場合は、 PEEK 製チューブまたは、弊社 Bio Inert 配管(PEEK チューブをステンレス材質でカバー)の利用を推奨します。
弊社 Bio Inert システムは全モジュールが pH 1-14 に対応しておりますので、こちらシステムのご利用もご検討ください。

8. 高性能オートサンプラの洗浄液がすぐに無くなってしまう。原因は何でしょうか。

ペリスタリックポンプ、もしくは付属チューブの劣化による影響で発生した可能性があります。
ペリスタリックポンプ動作オフでも洗浄液残量が減っていく場合は、交換が必要です。

9. オートサンプラ G1329A、G1329B、G1313Aで使用するニードルとニードルシートの部品番号は。(標準の100μl注入仕様時に限ります)。

ニードルは「G1313-87201」、また、ニードルシートは「G1329-87017」になります。
(G1313AとG1329Aについては、お手元にニードルシート旧部品「G1313-87101」 がある場合は、引き続きご使用可能です)。

10. 高性能オートサンプラ G1367A、G1367B、G1367C、G1367D、G1367E、G4226Aで使用するニードルシートのシートの部品番号は。(標準仕様時に限ります)

それぞれ次の部品番号になります。

G1367A : G1367-87017
G1367B : G1367-87017
G1367C : G1367-87017
G1367D : G1367-87012
G1367E : G4226-87012
G4226A : G4226-87012

(G1367AとG1367Bについては、お手元にニードルシート旧部品「G1367-87101」 がある場合は、引き続きご使用可能です)。

11. 「ベッセルへのニードル移動が失敗しました」エラー発生。(対象)マルチサンプラG7167A/B

下記手順を実施してください。
(重要)事前にトレイ上のバイアルラックを全て外しておきます。

  1. ソフトウェア(OpenLab ケミステーション、 OpenLab EzChrom、OpenLab2)から
    1)画面上の「マルチサンプラ」の絵の箇所で右クリックします。
    2)表示項目内にある、「変更」>「ドロワーコンフィグレーション」ををクリックします。
    3)アーム、ラックのリセット動作を実します。エラーなく終了すれば完了です。
  2. インスタントパイロットから
    1)Welocome画面から、下記の「More」を押して、さらに「Maintenance」を選択します。
    2)下記の「MLS」を押して、さらに右側の「Maint」をクリックします。
    3)この中の「Autoreference」をクリックします。
    4)アーム、ラックのリセット動作を実します。エラーなく終了すれば完了です。

☆いずれも完了後にバイアルラックを戻します。
☆実施後もエラー解消がされない場合、テクニカルコンタクトセンタ(0120-477-111)にご連絡ください。

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12.「ベッセルへのニードル移動が失敗しました」エラー発生2。(対象)マルチサンプラG7167A/B

下記手順を実施してください。

  1. トレイが全く右側にでてこない場合。
    トレイの挿し込みが少し浮いている場合があります。再度奥まで挿し直した上で再度確認します。
  2. トレイは出てくるがニードルがトレイ上まで進まない、またはトレイが途中までしか出てこない場合。
    ソフトウェア上のマルチサンプラ部で右クリックします。
    [変更]→[ドロワーコンフィグレーション]をクリックします。
    (注)ドロワー内にトレイが入っている場合は先に全て取り除いておきます。初期化動作に近い動きがされます。
    終了後にトレイを戻して改善されたかを確認します。

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13.「サーモスタットFailed EE30751」エラー発生。
(対象)マルチサンプラG7167A/B、バイアルサンプラG7129A/B/C のそれぞれ冷却ユニット付きの装置

下記手順を実施してください。

  1. 結露水の処理が正しくされているかを確認します。
    結露水はサンプラ本体右側面奥から出ている半透明の太さ1cm弱のホースを通って、冷却ユニットからの結露水が排出されます。
    • このホースに中だるみ等があり、途中で液が溜まっている場合にはホースに傾きを与えるなど
      少し動かしてホース内に残っている液を排出させます。
    • このホースの先は通常下にあるドレインのタンク等に入っていると思われます。
      ドレイン内に溜まっている液面にホース先端が浸かっている場合は、それ以上ホース内の排出がされずに滞ることがあります。
      この改善のためドレイン内の液を 排出してホースが液面上になるようにします。
  2. 冷却機能、もしくはサンプラの電源をオフにして30〜60分経過後に再度オンにします。

☆実施後もエラー解消がされない場合、テクニカルコンタクトセンタ(0120-477-111)にご連絡ください。

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14.「結露のためクーラーをオフ」および「結露の排出がブロックされたためクーラーを停止します」の各エラー発生。
(対象)マルチサンプラG7167A/B、 バイアルサンプラG7129A/B/Cのそれぞれ冷却ユニット付きの装置

下記手順を実施してください。

  1. 結露水の処理が正しくされているかを確認します。
    結露水はサンプラ本体右側面奥から出ている半透明の太さ1cm弱のホースを通って、冷却ユニットからの結露水が排出されます。
    • このホースに中だるみ等があり、途中で液が溜まっている場合にはホースに傾きを与えるなど
      少し動かしてホース内に残っている液を排出させます。
    • このホースの先は通常下にあるドレインのタンク等に入っていると思われます。
      ドレイン内に溜まっている液面にホース先端が浸かっている場合は、それ以上ホース内の排出がされずに滞ることがあります。
      この改善のためドレイン内の液を 排出してホースが液面上になるようにします。
  2. 冷却機能、もしくはサンプラの電源をオフにして30〜60分経過後に再度オンにします。

☆実施後もエラー解消がされない場合、テクニカルコンタクトセンタ(0120-477-111)にご連絡ください。

ファイルのダウンロード

15.「注入バルブポジションが見つかりません」のエラー発生。(対象)バイアルサンプラG7129A/B/C

下記についてご確認ください。

6方バルブ図

  1. 6方バルブ(左の簡易図をご参照ください。)の配管接続部や下部に漏れや析出等は見られないでしょうか。
  2. 5番につながるニードルシートとニードルの間に汚れは見られないでしょうか。
  3. 4番につながるWaste(樹脂半透明の短いチューブ)に詰まり/汚れは見られないでしょうか。

以上、いずれかに該当の場合、メンテナンスを実施してください。

  1. 6方バルブの分解と手前の金属部(ステータ)及び内部にある ローターシールの洗浄(超音波洗浄が望ましいです)。
  2. ニードル及びニードルシートの洗浄もしくは交換。
  3. 4番につながるWasteチューブの洗浄(取付直しの際は締めすぎにご注意下さい)

☆以上実施後も未改善時は、カストマコンタクトセンタ(0120-477-111)にご連絡ください。

ファイルのダウンロード

(G)オートサンプラ冷却ユニット

1.オートサンプラ冷却ユニットで排出される結露水はには有機物等の混入はありますか?

原則水 100% です。ただし、サンプラ内の雰囲気、設置部屋の雰囲気により影響をうけます。

2.冷却機能付きオートサンプラにて 4℃設定。「冷却素子 3つのうちの 1つが不良」 とのメッセージが表示されエラー停止。
温度コントロール無しにしてもエラーが消えない。

結露水廃液タンクが満杯で、冷却ユニットからのドレインホースがタンク内の液面に浸かっていないでしょうか。
その場合、タンク内を空にして、ドレインホース内に残留している水を充分に排出して頂くことで改善できる見込みです。
実施後、再度冷却 ON を実施し同状況をご確認下さい。

3.冷却機能付きオートサンプラにて 4℃設定しているが、実測値が室温の 20℃前後にとどまっていてそれ以下に下がらない。

結露水廃液タンクが満杯で、冷却ユニットからのドレインホースがタンク内の液面に浸かっていないでしょうか。
その場合、タンク内を空にして、ドレインホース内に残留している水を充分に排出して頂くことで改善できる見込みです。
実施後、再度冷却 ON を実施し同状況をご確認下さい。

4.冷却機能付きオートサンプラにて 4℃設定しているが、サンプルバイアルを触ると全く冷えていない。
トレイを持ちあげて確認したら、下部の通風口に霜がついており冷風が上がってこないことが判明した。

サンプルトレイからバイアルを取り除くか、または他のバイアルが載っていない同型のサンプルトレイをセットします。
その後、一旦冷却設定温度を 40℃ に変更してそのまま約 1時間放置します。これにより霜を融解させて
ドレインから排出させます。その後、再度冷却 ON を実行し、指定温度までの冷却と通風が確認できたら、
ラックを当初の状態に戻して下さい。

(H)G1316A/B/C カラムコンパートメント

1.樹脂 (PEEK) 製タフコネクタを使用時、圧力が高くなると漏れてしまう。

樹脂 (PEEK) 製タフコネクタの耐圧は約 200bar です。600ba 耐圧仕様のものに変更して頂くか、
SUS (金属) 製フェラルへの変更を願います。

2.ヒーターブロックOUT~カラムINを接続する短い配管の仕様と部品番号は。

主に2種類あります。

(1) 内径0.17mm*90mm(緑) 部品番号:「G1316-87300」
(2) 内径0.12mm*70mm(赤) 部品番号:「G1316-87303」

となります。

3.左ヒーターブロックの内部で詰まりを生じたようです。どうすればいいですか。

回避策として、右ヒータブロックでの使用をお勧めします。
ヒーターブロック内には余熱を目的とした容量があり、左は3μl、右は6μlとなっています。

(I)検出器

1.RID 使用時にて、「フォトダイオードがアンバランスです」 のメッセージが発生し Ready にならない。

リファレンスセルパージを充分に実施してから、RID Optical Balance を実施してキャリブレーション後、改善されるかを確認下さい。初回使用時、または以前と違う移動相を流す場合には、初回のみ約半日から 1日程度の洗浄実施が必要になることもあります。

2.診断画面で、ダイオードアレイ検出器の 「ランプ強度テスト」 を実施した。出力された結果にて最小強度 (501nm-950nm) の結果のみ不合格となった。

長波長側タングステンランプ (VIS-LAMP) が点灯していない可能性があります。
点灯状況を確認の上、再度テストを実行ください。

3.検出器のランプを交換したので、波長校正を実施したい。(VWD、DAD)

ランプ交換後、ランプを点灯し 1 時間程度経過してから、Lab Advisor と接続しキャリブレーションを実施します。
操作方法については、Lab Advisor メディア内にあるマニュアルを参照ください。
Lab Advisor マニュアルはこちら

4.検出器のランプを交換したので、ケミステーションの積算点灯時間をリセットしたい。(VWD、DAD)

Lab Advisor と接続し EMF カウンターをリセット可能です。
詳細は、Lab Advisor メディアにあるマニュアルおよび Lab Advisor ヘルプを参照ください。
Lab Advisor マニュアルはこちら

5.DAD、MWD 使用時にて、EMF で UV ランプメッセージ 「規定値を超えました」 の表示発生。確認すると 設定値 2000時間だった。 実際は 2500時間以上使用している。

分析データへの影響が見られず、また実測値 (ランプ点灯時間) がお客様ご所属内の規定に抵触しないのであれば、そのままご使用を継続されてもかまいません。2000時間の設定は (長寿命) 重水素ランプの標準使用可能時間の目安とお考え下さい。

6.FLD 使用時にて、400~500LU 程度の検出がされていて、ピークトップの形状が少し丸くなっている。

FLD での検出感度上限は約100LU となっています。この上限内に入るように、GAIN を下げるか、サンプル注入量もしくは濃度を低くして下さい。

7.VWD 使用時にて。Run スタート時、「Calibration Lost」 の表示発生。

診断画面上.もしくは LabAdvisor 上での VWD 波長キャリブレーションを実施することで改善します。

8.G1314D にて、ランプ (UV)交換後、キャリブーレションを実施しようとしたらランプが点灯しない。

ID タグ無しのランプ (G1314-60100) に交換した場合発生します。 ケミステーションの VWD コンフィグレーションで 「ID タグを使用しない」 に設定して下さい。

9.DAD、MWD、VWD検出器にて、エラー「UV電流/UV Heater Current」発生。

D2(重水素)ランプの点灯不良により発生します。長期間のご使用の場合は、新ランプへの交換の上、再度点灯確認を願います。

10.DAD、MWD検出器にて、エラー「VIS電流/VIS Heater Current」発生。

VIS(タングステン)ランプの点灯不良により発生します。長期間のご使用の場合は、新ランプへの交換の上、再度点灯確認を願います。

11.DAD、MWD、VWD検出器にて、エラー「UV点灯失敗/UV Iginition Failed」発生。

D2(重水素)ランプの点灯不良により発生します。長期間のご使用の場合は、新ランプへの交換の上、再度点灯確認を願います。

12.1290 DAD では VIS ランプは使用してないのですか。

使用していません。D2 ランプのみの使用です。測定波長領域は 190-640 nm となります。下記 DAD が D2 ランプを搭載していません。
G4212A、G4212B、G7117A、G7117B、G7117C
長波長側測定をご希望の場合は、下記 DAD をご利用ください、これらは測定波長領域は 190-950 nm となります。
G1315C、G1315D、G7115A

13.FLD測定時、急激にベースラインノイズが発生したり、感度が低下した。

気泡の混入か、フローセルからの液漏れによる原因の可能性が考えられます。流量を上げるなど暫く通液しても改善しない場合は、フローセルを取り出して背面部を目視確認下さい。漏れや錆び見られる場合は、フローセル一式の交換が必要です。

14.FLD測定時、リークエラーで停止した。

フローセル前面のIN、OUTの配管接続部からの液漏れが見られない場合、フローセル内部からの液漏れによる原因の可能性が考えられます。フローセルを取り出して背面部を目視確認下さい。漏れや錆びが見られる場合は、フローセル一式の交換が必要です。

15.VWD、DADのそれぞれのフローセルの型番もしくは耐圧は分かりますか。

VWDはセル前面に記載があります。またDADセルは、セルBOXから取り外したセルのボディ上に記載があります。

(J)メンテナンス

1.B.04.02J SP1[208] で D2 ランプ交換後、波長キャリブレーションを実施するための診断画面がなくなっている。

Lab Advisor からの実施をお願いします。

ALC ChemStation 操作 データ解析編

(A)クロマトグラム

1.クロマトグラムやフェログラムの絵を他のPC(ソフト)で使いたいのですが、どうすればよいでしょう?

データ解析画面で、「グラフィックス」 「クリップボードへコピー」 と操作します。コンピュータのワードパットやペイントブラシ等のプログラムを起動して、「編集メニュー」「貼り付け」 を実施後、名前を付けて保存してください。
作成されたファイルをフロッピーや、USB メモリなどで別の PC に移動して御使用ください。

2. クロマトグラムやフェログラムを「エクセル」等の表計算ソフトでグラフ化したい。

御使用の表計算ソフトが、CSV ファイルか DIF ファイルをサポートしていれば、出力可能です。
データ解析画面でシグナルを読み込んで、プルダウンメニューから 「ファイル」 「エクスポート」
「CSVファイル または DIFファイル」 を選択して、出力したい項目 「シグナル、積分結果・・・等」 を選択し、
出力ファイル名を設定して出力します。
作成されたファイルを、表計算ソフトで開いてください。
(エクセルで CSV形式で出力したクロマトの場合は分散図でグラフ化できます。)

3. 解析画面のクロマト表示を変更するために、「グラフィックス」よりシグナルオプションに入り、縦軸、横軸の範囲を指定したが、この範囲が適用されない。

プルダウンメニューより 「グラフィックス」「シグナルオプション」 を開き、マルチクロマトグラムの、スケールを 「全データ同一スケール」 に変更してください。

(B)積分

1. マニュアル積分実施時、ピークトップに表示される面積値を消去したい。

添付ファイル内容を参考の上、実施願います。

100KB <<クリック

2. OpenLab ChemStation での積分パラメータ最適化のヒント

1 MB <<クリック

(C)キャリブレーション

1.内部標準(IS)計算にての解析時、内標物質と他の分析物質との面積比を算出したい。

添付ファイル内容を参考の上、実施願います。

56KB <<クリック

2. DADで複数のシグナルを取り、シグナル毎に別々の検量線を作成したい。

キャリブレーションテーブルのメニューから 「新しいキャリブレーションテーブル」 を選択した時に、キャリブレーションモードで 「シグナルを個別に計算」 を選んで作成すれば、シグナル毎の検量線が作成されます。

(D)レポート

1.レポート出力時、面積値の数値がe(指数)を含めた表示になってしまう。少数点以下を変更したり、このe(指数)表示をなくすことは可能か?

既存のレポートスタイルの場合、表示の変更はできません。
レポートレイアウトで新規にテンプレートを作成したものであれば、テンプレートのフォーマット編集をすることで変更が可能です。

2. レポートを PDF ファイルに変換したい。

ケミステーションの Rev が B.03.01 以降であれば、プリンタに 「novaPDF」 が登録されています。
出力プリンタを 「novaPDF」 に設定してから、レポートを印刷すれば、PDFファイルが作成できます。
B.02.01-SR2 以前の Rev の場合は、別途 OS に適合した 「アドビ社のアクロバット」 等のソフトが別途必要になります。

3.レポートの出力先をファイルにした場合、保存先の指定は出来るのか?

レポートの出力先がファイルの場合、格納先は測定したデータフォルダの中に入ります。変更は出来ません。

4.分離度、理論段数を出したい。

データ解析画面のメニューから「レポート」「レポート条件」を開き、レポートスタイルで「パフォーマンス」又は、 「拡張パフォーマンス」 の設定してレポートを出してください。
尚、「拡張パフォーマンス」 で出力する場合、事前にキャリブレーションテーブルが作成されている必要があります。

5.ChemStationで使用している 「(ピーク)半値幅」 は 50% 半値幅を使用しているのでしょうか?

レポートスタイル 「パフォーマンス」 指定時には 50% (ピーク) 半値幅を使用しております。一方、レポートスタイルの 「簡易 (Short)」 や 「フル (full)」 等使用時には 50% 半値幅を使用していません。次の計算式に基づく算出数値を半値幅として使用しています。

PW((ピーク)半値幅))=0.3 * (IP right - IP left)+0.7*(面積/高さ)

(ただし、IP right はピークダウンスロープ変曲点、IP left はピークアップスロープ変曲点をそれぞれ意味します)。

また、ChemStation B.04.01以上のバージョンでご使用の場合、『レポートレイアウト』 機能にて、既存のテンプレートの中で 「Sig_Perfomance.FRP」 もしくは 「Sig_Perfomance_jpn.FRP」 を使用してレポートスタイルとして使用した場合は、50% (ピーク) 半値幅での出力が可能です。

6.2波長 (DAD、FLD など) 以上の組み合わせで取ったデータで、1波長だけ表示およびレポート印刷を実行したい。

2箇所の設定が必要です。

(1) データ解析画面で 「キャリブレーション」 → 「シグナルの詳細」 を選択、“使用可能シグナル” から対象のシグナルを選択し、下の “シグナル情報” に表示させます。

(2) データ解析画面で 「ファイル」 → 「シグナル読み込み」 を選択。画面右側にある “フル (U)>>” ボタンを押してウインドウを拡張します。拡張した部分の左中付近に 「シグナル詳細を使って読み込み」 という表示がありますので、この左側のボックスにチェックをつけて下さい。

7.レポート出力時、計算結果が全て小数点以下 4桁となっているが、これを変更することは可能ですか?

既存のレポートスタイル (簡易、パフォーマンス等) では固定のため変更はできません。
ただし 『レポートレイアウト』 機能にて小数点の変更を修正したレポートスタイルを作成することは可能です。

8.ケミステーションレポートの打ち出しでシグナルだけ印刷したい。余分な情報(流量、圧力)を消す方法を教えてほしい。

シグナル読み込み画面のモニターカーブで、チェックを外してください。

(E)再解析

1.ケミステーション A バージョンではできた、シーケンス再解析が B バージョンで同様に出来ない。

Bバージョンでは、解析画面から実施してください。

2. 3D 等高線表示から特定波長クロマトを抽出する方法

本手順は、Chemstation A、Bバージョン、OpenLab Cバージョンで共通です。

手順

Chemstationでデータ解析画面を表示します。

  1. 「スペクトル」メニュー → 等高線表示 を実行します。
  2. 等高線表示 画面が開きます。
  3. 画面左上:カーソル・プルダウン → シグナル を選択します。
  4. 値:nmに波長入力
  5. 画面右上の最大化ボタンを押して、適宜 全画面表示にします。
  6. 画面左下:コピー・ボタン を実行します。→ 画面右下:終了・ボタン を実行します。
  7. 等高線表示ダイアログ:データ消去→はい(Y) を実行します。
  8. クロマト表示上の シグナル表示・プルダウン:一番下のDADx、EXT:XXXX.Dの波長を選んで表示します。
  9. 抽出したクロマトグラムをデータに保存する場合
    • 表示 メニュー → ウィンドウファンクション → ウィンドウ保存 を実行します。
    • カレントクロマトグラム を選択して、OKボタンを実行します。
    • 保存 カレントクロマトグラムをファイルへ:ダイアログが表示されます。
    • ファイル名を適宜変更して、そのままOKボタンを実行します。
    • 適宜、抽出したクロマトグラムの解析、印刷などを実行します。

注:保存したクロマトシグナルは、データの再読み込みで非表示となります。同様のクロマトグラムを解析する場合は、再度この手順を実行下さい

ALC ChemStation メソッド アンド ランコントロール編

(A)ChemStation を起動したところ

1.ChemStation のオンラインを起動しても装置と通信できない時がある。

以下の起動手順通りに システム を起動しなおしてください。
コンピュータの電源を入れ Windows を起動します。
Windows にログインし画面が出てから、10 秒以上待って、LC の各モジュールの電源を入れます。
LC の初期化が終わってから (オートサンプラの動作が終わってから) オンラインを起動します。

2. 装置のコントロール画面のポンプや検出器のアイコンが消えてしまったので元に戻したい。

プルダウンメニューの 「表示」 「システムダイアグラム」 を選択して再表示させてください。

3. 装置のコントロール画面の「Start」「Stop」ボタンのアイコンが消えてしまったので元に戻したい。

プルダウンメニューの 「表示」「サンプルダイアグラム」 を選択して再表示させてください。

(B)測定前設定時

1.各プルダウンメニューの表示が一部しか表示されなくなっている。

プルダウンメニューの「表示」の一番下の表示が「フルメニュー」になっている場合はこの表示をクリックして下さい。「フルメニュー」状態に更新されます(表示は「ショートメニュー」となります。

2. バイアル冷却したままシーケンス終了したい。

シャットダウンマクロの設定ファイルを一部修正します。対応手順については添付ファイルを参照願います。

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3. フラクションコレクタで、40tray を 3つSetして使用している 2番目のトレーの1番を開始ロケーションにするには開始位置を何番に設定すればよいか?

2番目のプレートの場合は 「101」、3番目のプレートの場合は 「201」 に開始位置を設定してください。

4. Bver使用時、ファイルパスの名前のところで、最後に ¥マークの後に、メソッドかシーケンスが入っていたのがなくなってしまった。測定したデータのファイルがどこにあるかわからなくなってしまった。ファイルの捜し方は?

シーケンスファイル上のデータパス指定箇所にデータが保存されていなかった可能性があります。 改めて、シーケンスファイルを保存した上で再度の確認を願います。

5. PC が社内 LAN には繋がっていないのですが、他の分析装置で USB を介してウイルスに感染したことがあり、この LC の PC にもアンチウイルスソフトを入れても問題ないでしょうか。

以下の 3点について注意願います。
1.norton の Untivirus かマカフィを使用すること。
2.シーケンス実行中はウイルススキャンをしないこと。つまり自動でウイルススキャンを実行しないこと
3.chem32 フォルダーをスキャンから除外すること。

6. 夜間ポンプ使用による洗浄を一定時間でオフにしたい。シーケンスシャットダウンマクロ以外で設定可能でしょうか?

ポンプ設定内、「溶媒ボトル容量」 でのリミッタ設定による使用で可能になります。

7. DAD の Ref 波長を変更した所、"パラメーターミスマッチ"と出る。

「シグナル詳細」 で、検量線で使用した波長をメソッドに追加して下さい。

(C)測定開始時に

1.分析を開始したがスタートしない。

電源の入っているモジュールの何れかに 「ノットレディー」(NotRedy) が出ている可能性があります。
LC個々のモジュールの右上のステータスランプが 「オレンジ色 または 赤色」 になっているものがあれば、その装置を ON にして 「レディー」(Redy) にします。

*「ノットレディー」 の装置がケミステーションのメニューに現れない場合や、接続していないモジュールがオフラインでコンフィグレーションされている場合は、「機器メニュー」 → 「1100/1200 コンフィグレーション」 を起動して、「設定できるモジュール」 のリストからオンラインのモジュールを追加し、「設定されているモジュール」 のリストからオフラインのモジュールを削除してください。その後、オンラインのプログラムを起動しなおすことでコントロールできます。

(D)測定開始後の不具合

1.シャットダウン発生し、装置のコントロール画面の全ての機器の絵が赤色点灯状態になっている。さらに各機器右上の LED も赤点灯している。

何れかの装置にエラーが発生し、他のモジュールがシャットダウンしている状態です。(原因の多くは、液漏れ起因しています)まずログブック(LOGBOOK)でエラーの確認をしてください。「1200(1100)リーク(LEAK)」と表示されている場合は、その表示された装置に漏れが発生し、漏れセンサーが濡れていることを意味します。
液漏れの多くはカラムの継ぎ手部分で発生します。この場合まず、カラム恒温糟内のリークセンサー付近に溜まった溶媒をふき取り、センサーを乾燥後、、システムを再度オンにして、エラ-を復帰させてください。その後ポンプで送液し漏れ箇所を確認してください。 (カラムヒータのリークセンサーは左右ヒータブロック間の奥の窪みの中にあります)

(E)シーケンス

1.シーケンス時、メソッド設定した注入量と違う量が注入されているようだ。

シーケンステーブルの注入量の項目に、メソッド設定した注入量と違う量が入力されている可能性があります。この場合、シーケンステーブル上の注入量が優先されます。メソッド設定の注入量のみで実施されたい場合は、シーケンステーブル上の注入量を消去して下さい。

2. シーケンスの内容を印刷したい。Rev.B.0401 を使用していたが、Rev.B.0402 になり使用方法が変わってしまった。B.04.01 のフォーマットで印刷したい。

下記変更を御願いいたします。

<操作方法>
a) Chemstationが起動時は終了して下さい。
b) Windowのstart (画面左下) → ファイル名を指定して実行 表示されたボックスに "Chemstation.ini" と入力し ok を押します。
c)Chemstation.ini のファイルが開くので編集をして下さい。[PCS] の項目の最後 ([PCS,1] の前)に PrintSeqOldLayout=1 を入力し、ファイルを保存します。 Chemstation を再度立ち上げる。
以上の操作で、旧フォーマットでの出力が可能となります。

3. シーケンステーブル作成時、「フロントシーケンスラインの無効が見られるので確認してください」とエラーメッセージが出る。

プレートのコンフィグレーション設定を確認下さい。異なったプレート設定になっている場合、
正しいウェルの設定にすることにより、正常復帰いたします。

4. シングル RUN 時は正常だが、シーケンス時は、インジェクション動作が実行されない。PC 画面のインジェクタのアイコンのみグレーになっている。

シーケンスパラメータが 「再解析のみ」 の設定になっていると考えられます。

5. シーケンステーブルを編集しようとしたらシーケンステーブルのウィンドウ枠が大きくなりすぎて、拡大/縮小等の操作ができなくなった。

ディスプレイ上で、画面上の文字を読みやすくするも設定が、中 (M)-125% になっていた場合、
小-100% (規定) に変更して頂くことで改善します

6. Bver 使用時、以前シーケンスを実行した際のメソッドで再度分析を実施したい。

シーケンスコンテナ内のシーケンスメソッドを指定して、呼びだし実施を願います。

7. ケミステーション B.04.xx 使用。シーケンステーブルでひらがなと漢字を使っていいのでしょうか。

B バージョンは UNICODE を使用しているので、大丈夫です。 ただし、禁則文字は使用できません。
ケムストア付きの場合は、これに従わない場合がありますのでご注意下さい。

8. シーケンスサマリの設定で、サマリレポートが分析後に出てくるキャリブレーション書き換え前のレポートなので、変更後の情報を反映して再出力する方法は。

「シーケンス再解析のみ」、で再度シーケンス実行してください。

AOQ/PV編

(A)OQ/PV

1.OQ/PV テストの 「グラジエント組成」 試験が何度やっても Pass しない。 リップル、 真度は合格するが、 精度がエラーで止まり、「-3.40E038」 と表示する。

ポンプ消耗品の劣化による影響が考えられます。消耗品(プランジャーシール等)交換して、慣らし運転を実施した後、再度同試験の実施を願います。

2. OQ/PV テスト実施で使用する抵抗管の部品番号は?

5022-2159 です。内径 0.12mm*2M の抵抗管です。

Aトラブルシューティング集

(A)トラブルシューティン

1.圧力が高い

添付ファイルを参照してください。

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2.圧力が低い

添付ファイルを参照してください。

pdf 197KB <<クリック

3.圧力が不安定

添付ファイルを参照してください。

pdf 219KB <<クリック

4.ベースラインノイズが大きい

添付ファイルを参照してください。

pdf 224KB <<クリック

5.直線性がない

添付ファイルを参照してください。

pdf 185KB <<クリック

6.保持時間再現性が悪い

添付ファイルを参照してください。

pdf 202KB <<クリック

7.面積値再現性が悪い

添付ファイルを参照してください。

pdf 232KB <<クリック

8.LC のトラブル現状と、それらトラブルに対する解決策を記載したトラブルシューティングガイド

LC トラブルシューティングガイド ポスター(日本語)

Aラボアドバイザー

(A)ラボアドバイザー

1.ラボアドバイザーを起動したのに、オンラインにならず、オフラインのままです。

ケミステーション/Ez-Chromなどが起動中に、追加でラボアドバイザーは駆動できません。先に、ケミステーション、Ez-Chromなどを終了した後に、改めてラボアドバイザーを起動して下さい。詳細実施手順についてマニュアルを参照下さい。

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2.ラボアドバイザーを起動したのに、装置パラメータ情報が前回から変化せず、アップデートされていません。

ラボアドバイザーの起動だけでは、装置パラメータ情報はアップデートされません。LC装置側への接続作業を実施して、アップデートされます。詳細実施手順についてマニュアルを参照下さい。

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3.ホルミウムテストが実施できません。インスツルメントユーティリティーのバージョンB.01.04SP1を使用しています。

インスツルメントユーティリティーでは、ホルミウムテストは実施できません。上位のラボアドバイザーにアップデートが必要です。詳しくはご相談下さい。