特長
- 日々の HPLC ルーチンを支援:Agilent InfinityLab Assist により、日々の作業を効率化して、手間のかかる手動プロセスを簡略化し、いつでもどこからでも LC システムを継続的に制御できます。
- 液切れを回避:Agilent InfinityLab レベルセンシングにより、溶媒ボトル内の液量をモニタリング。次のシーケンスにおいて十分な液量があるかどうかを予測して、レベルが低くなっている場合はアラートで通知し、コストのかかる再分析を回避します。
- バイアル位置を簡単に確認:Agilent InfinityLab サンプル ID リーダーは、バイアル位置がわからなくてもサンプルを検出できるため、確実性が向上します。サンプル ID とバイアル位置は自動的に確認されます。
- HPLC ワークフローを簡略化:1260 Infinity III フレキシブルポンプは、最大流量 5 mL/min、最大圧力 80 MPa で精密かつ正確なグラジエント性能を実現します。付属の Agilent インテリジェントシステムエミュレーション技術(ISET)により、他社製の HPLC/UHPLC システム間でのシームレスなメソッド移管が可能です。ポンプドライバに搭載されたブレンドアシストソフトウェア機能と 1260 Infinity III フレキシブルポンプにより、手動による作業なしに緩衝液/添加剤混合を正確に実施できます。内蔵の多目的バルブにより、制御ソフトウェア経由で機器をパージできます。
- 超低キャリーオーバー:定格圧力 80 MPa の 1260 Infinity III マルチサンプラのマルチウォッシュ機能により、分析の合間に関連する注入部を洗浄してから、3 種類の溶媒で注入ニードルの外側を洗浄し、シートバックフラッシュを使用してキャリーオーバーを 10 ppm 未満にまで低減します。
- 効率的なサンプルハンドリング:1260 Infinity III マルチサンプラでは、シャローウェルプレート用の引き出しを使用することにより、ほとんどの単一システムにおいて、最大 16 枚のマイクロプレートおよび最大 6,144 種類のサンプルを収納できます。
- 効率的な HPLC カラムハンドリング/温度制御:1260 Infinity III マルチカラムサーモスタットには、最大 4 本のカラムを収容できます。InfinityLab クイックチェンジバルブから各カラムに直接アクセスできるため、カラムの取り外しや再接続の手間がかかりません。
- 広範な検出器:1260 Infinity III ダイオードアレイ検出器(DAD)、可変波長検出器(VWD)、蛍光検出器(FLD)、示差屈折率検出器(RID)、蒸発光散乱検出器(ELSD)から選択することができ、特殊なアプリケーションにも使用できます。
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Infinity III LC シリーズの技術 - 新技術
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仕様
最大カラム本数 |
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カラム ID リーダーオプション |
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奥行き |
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流量範囲 |
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注入範囲 |
- 0.1-100 µL
- 0.1 to 1500 µL (マルチ注入キットを使用した場合)
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インテリジェントシステムエミュレーション技術(ISET) |
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電圧 |
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溶媒の種類の最大数 |
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最大温度ゾーン数 |
- 2(マルチカラムコンパートメントの場合)
- 1(内蔵カラムコンパートメント付きバイアルサンプラの場合)
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システム圧力の使用範囲 |
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幅 |
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機能および原理
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HPLC 機器で正確なグラジエント性能を実現1260 Infinity III フレキシブルポンプは、最大 4 種類の溶媒のグラジエント組成と溶媒混合を提供するクォータナリ UHPLC システムポンプです。優れた精度に加え、≤ 350 µL の低ディレイボリュームを実現しています。最大圧力 80 MPa、最大流量 5 mL/min でのクォータナリ溶媒送液が可能であり、高い柔軟性、高性能、シンプルな操作を兼ね備えています。また、メソッド移管のためのインテリジェントシステムエミュレーション技術(ISET)と、自動溶媒混合のためのブレンドアシストソフトウェアも搭載しています。
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ハイブリッドマルチサンプラによる HPLC での強溶媒の影響を防止 1260 Infinity III ハイブリッドマルチサンプラは、従来のフロースルー注入モードと Agilent Feed 注入モードの両方を備えた HPLC オートサンプラです。従来のフロースルーモードでは、HPLC ポンプにより供給された移動相が、ロードされたサンプルループを流れます。Feed 注入モードでは、サンプルは移動相の流れに連続的に注入されます。
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カラムハンドリングと温度制御を効率化1260 Infinity III マルチカラムサーモスタット(MCT)は、室温 10 ℃ から最大 85 ℃ の幅広い温度範囲で、最大 4 本のカラムの温度を正確に制御できる、サーモスタット付き HPLC カラムコンパートメントです。耐圧 80 MPa の高圧バルブは、最大 4 本のカラムの自動切り換え、サンプル濃縮やマトリックス除去といったサンプル前処理、カラム再生の切り換えなど、さまざまなアプリケーションに対応可能です。
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アプリケーション
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USP 公定書メソッドに対応した注入 1 回あたりのコストの低減クロマトグラフィーに関する米国薬局方(USP)第 621 章の最近の改訂により、グラジエント溶出液体クロマトグラフィーのクロマトグラフィー条件の調整が可能になっています。これにより、USP モノグラフに記載されているグラジエントメソッドを UHPLC 条件に移管することが可能になっています。このアプリケーションノートでは、アセトアミノフェンの有機不純物分析における UHPLC 条件へのメソッド移管を実証し、分析時間と溶媒消費量を削減したことを示します。
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LC/MS によるリチウムイオン電池電解液の品質管理リチウムイオン電池の効率と寿命は、電解液の品質に大きく依存します。ここでは、頻繁に使用される電解液溶媒とその分解生成物の一部を分離して定量する HPLC-MS メソッドを紹介します。Agilent 1260 Infinity III ハイブリッドマルチサンプラを Feed 注入モードで使用した場合、サンプルが強溶媒であるにもかかわらず、ピークの歪みは確認されませんでした。主成分の検出下限は 30 ppm 未満、分解生成物の検出下限は 5 ppb 未満とレポートされています。
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医薬品有効成分中のニトロソアミンの測定このアプリケーションノートでは、医薬品有効成分(API)中の複数のニトロソアミン不純物を高感度で分析して、変異原性不純物のニトロソアミンを定量する方法について説明します。例では、代表的なニトロソアミンの検出下限と定量下限、および低 ng/mL 濃度での精度と真度を示しています。Agilent 1260 Infinity III Prime LC の圧力範囲は最大 80 MPa であるため、最新の 2 µm 未満のカラムを低いカラム温度と高い流量で使用できます。
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