アジレントの革新的な手法と技術があれば、優れたデータ品質とスペクトル分解能を維持しながら糖鎖分析を高速化できます。
現代の大型新薬の多くは、モノクロール抗体 (mAb) と呼ばれるタンパク質です。タンパク質表面に存在する糖鎖は医薬品の機能性に影響を与える可能性があるため、糖鎖プロファイルを製造段階ごとにすべてのタンパク質バッチについて入念に分析する必要があります。
この分析には、次の 2 つの分析メソッドを使用できます。
以下のアイコンをクリックすると、糖鎖分析ワークフローの各ステップでアジレント品質を実現する方法をご覧いただけます。
Agilent AssayMAP Bravo Liquid Handling システムと Prozyme GlykoPrep® キットの統合ソリューションにより、糖鎖分析の複雑なサンプル前処理を自動化できます。ロボティクス技術による精度が、ユーザーを問わずあらゆるラボで再現性を高めます。数個のサンプルから数十個、数百個のサンプルへと、実験規模のスケールアップやスケールダウンも自在に可能です。この他、次のような特長があります。
Agilent 1290 Infinity II LC システムの優れた性能が卓越した成果を実現します。分離困難な成分も、2D-LC を使用することでピークキャパシティを高めることができます。
インタクトグリコフォーム: Agilent PLRP-S 1000 A カラムのポリマー粒子が、再現性の高い結果を長期にわたって維持します。
遊離糖鎖: Agilent AdvanceBio Glycan マッピングカラムを使用した HILIC により、糖鎖の同定を優れた分解能と再現性ですばやく行えます。
AdvanceBio 6545XT LC/Q-TOF は、タンパク質分析にかつてないレベルの性能と再現性を実現します。オートチューン機能により、糖鎖をはじめとする高分子量のタンパク質から低分子量の不安定な構造まで、成分に応じてシステムを最適化できます。
Agilent MassHunter ソフトウェアの高度なデータマイニングおよび解析ツールがあれば、サンプルからあらゆる情報をすばやく正確に引き出すことができます。さらに、BioConfirm ソフトウェアを使えば、多大なコストを伴う試験の開始前に PTM を同定・確認できます。
Agilent OpenLab CDS に MatchCompare ソフトウェアを組み合わせることで、人による評価/比較の主観性を排除し、データ解析をよりシンプルかつ迅速に行えます。
Agilent CrossLab のサービスプランでは、迅速なオンサイトサポート、複数ベンダーにわたる機器サービス、機器のリモート診断など幅広いサービスを通じてラボの運営を総合的にサポートします。メンテナンスや修理からコンプライアンス、移設まで、アジレントのエキスパートが見えない価値を引き出し、機器 1 台からラボ全体までの効率向上につなげます。
本製品は一般的な実験用途での使用を想定しており、医薬品医療機器等法に基づく登録は行っておりません。