Agilent 1260 Infinity HPLC-Chip/MS システムは、ナノスプレー LC/MS 用のマイクロ流体チップに基づく技術です。 高性能 Agilent 6000 シリーズ MS システムと、HPLC-Chip II を組み合わせることで、さらに優れた総合的な堅牢性、 信頼性、使いやすさを提供します。
N-Glycan Analysis ( Online Chip MS and MS/MS )
モノクロナール抗体(anti-Her2)より切り出した
糖鎖混合物の不均一性(heterogeneity)分析の一例
左図上の青線で示されるもっとも多い糖鎖成分(GO)を、自動でフラグメント化CID-MS/MS分析を行い、生成物イオンのスペクトル(右下図)より、GOの糖鎖構造を同定した例です。
HPLC-Chipでたんぱく質の糖鎖プロファイリングを10~30分で実施
mAb-Glyco-Chipによる糖鎖異性体分離の一例
リン酸化ペプチド分析
~Phospho ship
Phosphochip ワークフロー
サンプル濃縮カラムにチタニアを用い、リン酸化したペプチドのみの濃縮が可能です。簡単に微量リン酸化ペプチド解析を可能にします。
【ユーザーの声】
「Agilent Phosphochipは、究極の使いやすさを備えたリン酸化ペプチド分析ツールだ。マイクロ流体設計と完全に一体化していて、従来型ナノフロー LC で見られる詰まりや配管などの手間を省きながら、リン酸ペプチドのルーチン分析を実行することができる」
Albert J.R. Heck教授 ユトレヒト大学(オランダ)
複雑なサンプル中のリン酸化ペプチド分析
(Albert Heck's group, Utrecht University)