キャピラリ・フロー・テクノロジー

GC, GC/MS テクノロジー

キャピラリ・フロー・テクノロジー

アプリケーションの難題を簡単に解決する

アジレントのキャピラリ・フロー・テクノロジーは、最新型 GC の超高温にも耐えられるリークフリーで信頼性の高いオーブン内カラム接続をシンプルに実現できます。独自の化学研磨・拡散接合プロセスを用いた低容積・低デッドボリュームの不活性デバイスが、安全なカラム接続を実現するだけでなく、EPC によりキャリアガスを精密に制御し、タイムプログラムされた流路構成をも可能にします。これにより、バックフラッシュ、ハートカッティング、流路スプリット、Deans スイッチ、フローモジュレーション GC x GC といったきわめて効果的なテクニックの扉が開かれ、分析結果の向上をもたらすともに、分析時間の短縮や資源を節約できます。 
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 キャピラリ・フロー・テクノロジー:バックフラッシュ ビデオ 

アジレントのキャピラリ・フロー・テクノロジー(リーフレット、PDF)

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特長

  • サンプルと接するキャピラリ・フロー・デバイス表面は不活性化されているので、活性部位が最小限に抑えられます。
  • カラムとリストリクタを簡単に連結できるので、信頼性が高まり、デッドボリュームを最小限に抑えられます。
  • バックフラッシュ(すべてのパージ付キャピラリ・フロー・デバイスで応用可能)を利用すれば、分析時間を大幅に短縮し、データ品質を向上させることができます。カラムの長寿命化や検出器メンテナンス頻度の低減も期待にも効果があります。
  • Deans スイッチは、分離が不十分な部分を固定相の異なる第 2 のカラムへ流路を切り替え、ハートカッティングを実現します。選択性が補強されることで、複雑なマトリックス中に存在する微量化合物の分離能が向上します。ハートカットの有/無にかかわらずデバイス圧力は EPC で一定に制御されているので、リテンションタイムがシフトしてしまうようなことがないうえ、独自のリテンションタイムロッキングで驚異的なリテンションタイムの再現性を得ることも可能です。
  • パージ付スプリッタは使いやすいリークフリーのデバイスで、2 つまたは 3 つの検出器にカラム溶出物を確実に分岐させます。
  • GC x GC フローモジュレータ が包括的二次元ガスクロマトグラフィーを実現。冷媒を必要とせず、スマートでシンプルなシステムでありながら、サンプルの組成やグループタイプ分析などを可能にします
  • Agilent 8890 GC および 7890 GC は、キャピラリ・フロー・テクノロジーのための高度な機能を提供しています。アジレント データシステムには、バックフラッシュ設定や操作を単純化するユーザーインターフェース画面が採用されています。

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