BioConfirm ソフトウェア

分析機器用 ワークステーション

BioConfirm ソフトウェア

Agilent MassHunter BioConfirm ソフトウェアは、オリゴヌクレオチド分析やインタクトプロテイン分析、ペプチドマッピング、ルーチンのグリカンプロファイリングのワークフローに最適化されており、生体分子のルーチンの特性解析が可能です。この LC/Q-TOF 用のバイオ医薬品ソフトウェアは、モノクローナル抗体やオリゴヌクレオチドといったバイオ医薬品の包括的な質量分析ソリューションの一部です。BioConfirm ネットワークワークステーションは、高度なセキュリティ機能と搭載された技術管理機能により、データインテグリティを維持しながら、セキュリティリスクを最小限に抑えます。

アジレントのバイオ医薬品ワークフローは、自動化されたサンプル前処理から分離と検出、データ解析とレポート作成まで、非常に高度な分析を提供します。薬物抗体比(DAR)計算ツール、柔軟なレポートテンプレート、MassHunter WalkUp との統合により、専門家でなくとも、LC/MS の機能をルーチン分析で使うことができます。

お見積りはこちらお問合せはこちらプロモーション

特長

  • データインテグリティ規格に対応しており、技術管理機能によって、データの安全な取り込み、処理、報告、格納が可能になり、FDA 21 CFR Part 11、EU Annex 11、GAMP 5、ISO/IEC 17025、EPA 40 CFR Part 160 のコンプライアンスガイドラインへ準拠しております。
  • オリゴヌクレオチドの特性解析では、構成要素やリンカー、修飾などの定義を自由に行うことが可能で、不純物分析およびシーケンス確認ワークフローの迅速なセットアップが可能です。
  • インタクトタンパク質分析では、インタクトプロテインデータを迅速にデコンボリュートし、分子量と翻訳後修飾(PTM)の特定が可能になります。
  • ペプチドマッピングでは、配列カバーマップを使用して、効率よく配列確認を行い、複数のサンプル(例:異なる消化酵素)を同時にレビューできます。
  • 遊離グリカンワークフローは、グリカンの精査されたデータベースにより、簡単に解析ができます。また、さまざまな市販されているタグやカスタムタグに対応しています。
  • MassHunter Walkup ソフトウェアを使用すれば、LC/MS の専門家ではないユーザーでもルーチン分析で LC/MS を利用できます。

ページTOP

仕様

  • 最新のソフトウェアバージョン
    • 11
    構成モデル
    • ワークステーション
    • ネットワークワークステーション
    選択可能な言語
    • 英語
    ソフトウェアの提供方法
    • USB フラッシュドライブ
    • SubscribeNet
    サポートされているデータ管理システム
    • OpenLab サーバー
    • OpenLab ECM XT
    サポート対象の機器
    • Agilent LC/TOF
    • Agilent LC/Q-TOF
    サポートされているソフトウェアアドオン
    • Lab Advisor Diagnostics(LC と LC/MS のみ)
    • MassHunter WalkUp
    主なアプリケーション
    • 遊離グリカン分析
    • インタクトプロテイン分析
    • ペプチドマッピング
    • オリゴヌクレオチド分析

ページTOP

アプリケーション

  • 生体分子の特性解析で大きな一歩を

    Agilent MassHunter BioConfirm ソフトウェアバージョン 12.0 では、オリゴヌクレオチド分析、インタクトタンパク質分析、ペプチドマッピング、ルーチンのグリカンプロファイリング用のワークフローに最適化されており、多くの種類の生体分子の特性解析が可能です。BioConfirm を含むアジレントの一連のバイオ医薬品ワークフローは、AssayMAP Bravo による自動サンプル前処理、1290 Infinity II LC を用いた LC 分離、6545XT AdvanceBio LC/Q-TOF による質量分析検出、BioConfirm バイオ医薬品ソフトウェアによる包括的な分析とレポート作成から構成されます。

  • オリゴヌクレオチドの特性解析

    BioConfirm ソフトウェアは、Target Plus Impurities(TPI)とシーケンス確認というオリゴヌクレオチド分析用の 2 つのワークフローを迅速に設定できます。TPI は、オリゴヌクレオチド MS データを用いて、全長生成物(FLP)と不純物を同定します。MS/MS フラグメンテーションでの配列確認は、最小限の手動によるステップで数分以内に完了します。分析結果は、確認しやすいフラグメント確認用ラダー表示で確認できます。

    オリゴヌクレオチド分析用のアジレントのワークフローの詳細をご覧ください。

  • タンパク質、ペプチド、PTM、グリカンの特性解析

    BioConfirm は、インタクトタンパク質の質量分析データをデコンボリューションして分子量を決定し、翻訳後修飾(PTM)を確認します。スペクトルは、表またはヒストグラムプロット形式で相対的な定量を行い、注釈付きで検査することができます。ペプチドマッピングアルゴリズムは、MS/MS データによって可能性のあるペプチドのリストを絞り込み、手動による確認時間を短縮します。遊離グリカンワークフローは設定が簡単で、さまざまな市販タグやカスタムタグに対応しています。

    生体分子の特性解析用のアジレントワークフローの詳細

ページTOP