Agilent 原子吸光用
試料導入ポンプシステム (SIPS)

原子吸光分光光度計(AA)

Agilent 原子吸光用
試料導入ポンプシステム (SIPS)

手動による煩雑な標準溶液の調製を排除

試料導入ポンプシステム (SIPS) は、フレーム原子吸光用の試料導入および希釈システムです。分析中に、オンラインでイオン化干渉抑制剤を添加でき、複数の検量線用標準溶液を手動で前処理する必要がなく、幅広い濃度のサンプルを迅速かつ正確なオンライン希釈を可能とします。SIPS なら、1 つの標準溶液のみを使って、毎回の分析で完璧な多段階の検量線を作成することができます。

シングルポンプの SIPS 10 とデュアルポンプの SIPS 20 という 2 つのバージョンを用意しています。PC 制御されたすべての Agilent 原子吸光機器で、SIPS 10 または 20 を使用できます。PC を備えていない AA50/55 は、SIPS 10 のみに対応しています。

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特長

  • 複数の検量線用標準溶液の手動による煩雑な前準備を必要としません。必要な検量線用標準溶液は 1 つだけです。
  • オンラインでサンプルを希釈—検量線範囲から外れたサンプルでも、すぐに結果が得られます。
  • 精度と正確性が向上—手動による希釈誤差をなくします。誤差は 2 % 未満です。
  • 分析中にイオン化干渉抑制剤をオンラインで添加できるので、分析前の煩雑な手動による前準備を必要としません。
  • 添加回収試験でサンプルをオンライン添加できます。
  • 複雑なマトリックスのサンプルを分析する際の標準添加法も、マニュアルではなく自動化することができます。

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