QuickChange Lightning Site-Directed Mutagenesis Kit
掲載の製品はすべて試験研究用です。診断目的にご利用いただくことはできません。
アジレント(旧ストラタジーン)のQuikChangeシリーズをはじめとしたMutagenesis関連製品の各種アプリケーションがScience誌に掲載されました。下記リンク先よりブックレットをPDFファイルでダウンロード可能です!
Science Mutagenesis Techniques Collections
アジレント(旧ストラタジーン)の新製品QuikChange Lightning Site-Directed Mutagenesis Kitでは、新たに開発したQuikChange Lightning Enzymeを使用することにより、Denature 20 秒、Annealing 10秒、Extension 30秒/kbの高速サイクリングが可能になり、変異鎖の合成に要する時間を大幅に削減することができます。さらに、改良を加えたDpn I restriction enzymeを使用することにより、従来のキットでは1時間かかっていたDpn I処理に要する時間を、5分に短縮することができます(図2)。これらの改良により、変異鎖の作製に要する時間を約半分に短縮することができます(図1)。
QuikChange Lightning Site-Directed Mutagenesis Kitで使用しているQuikChange Lightning Enzymeは、現在市販されている PCR酵素の中で最も正確性が高いPfuUltra Hot Start High-Fidelity DNA Polymeraseをベースにしているため、伸長反応中に生じる目的以外の変異を最小限に抑制することができます。
本製品では、従来のQuikChange 製品と同様に、塩基置換の他に、挿入や欠失も行うことが出来ます。社内データでは、両者共に12b程度であれば90%以上の効率が確認されています。従来のQuikChangeを用いた論文の中には、1kbの挿入や3kbの欠失に成功した例もあり、同じ原理で変異導入をするQuikChange Lightningも同様に使用可能です。この他にもDomain Swappingと呼ばれる、メガ・プライマーを用いた異なるテンプレート間での特定領域(ドメイン)の交換が可能です。
従来のQuikChange II Site-Directed Mutagenesis Kitでは、使用するプラスミドの大きさによりQuikChange II とQuikChange II XLを使い分ける必要がありましたが、QuikChange Lightning Site-Directed Mutagenesis Kitでは1つのキットで、最大で14kbまでのプラスミドに対応することができます。また、同梱のQuikSolution reagentを使用することにより、GCリッチや二次構造等を持つ難しいテンプレートにも対応が可能です。
本製品には、実験に必要な全ての試薬が含まれています。さらに、QuikChange 製品をお買い上いただくと、アジレントウェブサイト上で、変異鎖の合成に使用するプライマーをデザインするソフトQuikChange Primer Design Program を無料で使用することができます。
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