XL1-Red コンピテントセル:ランダム突然変異用
掲載の製品はすべて試験研究用です。診断目的にご利用いただくことはできません。
in vivoでランダムな突然変異を誘発
PCRや化学物質などの変異導入剤を使ってDNAに変異を導入する方法は、時間もかかり、面倒で、コストもかかります。XL1-Red変異株は、形質転換するだけで簡単・迅速にランダムな変異導入ができるコンピテント・セルです。XL1-Red 株は E.coli の主要なDNA修復経路のうちの mutS、mutD および mutT の3種が欠損しており、突然変異発生率は野生型親株より5000倍も高くなっています。
簡単な方法です
この方法はご自分のコンストラクトを XL1-Red に形質転換して増殖させるだけというとても簡単なものです。XL1-Red での増殖の後、プラスミドを回収して付属のXL1-Blue コンピテントセルに形質転換して解析を行います。
遺伝子型
XL1-Red 株: endA1 gyrA96 thi-1 hsdR17 supE44 relA1 lac mutD5 mutS mutT Tn10 (Tetr)
XL1-Blue 株: recA1 endA1 gyrA96 thi-1 hsdR17 supE44 relA1 lac [F'proAB lacIqZ△M15 Tn10 (Tetr)]
1. Greener, A. and Callahan, M. (1994), Strategies. 7: 32-34.
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