DB-5Q 超低ブリード GC/MS カラム - 新製品

GC と GC/MS カラム

DB-5Q 超低ブリード GC/MS カラム - 新製品

J&W DB-5Q カラムは、幅広い質量分析アプリケーションにおいて非常に優れた性能を発揮します。優れた表面不活性処理技術と超低ブリードケミストリを兼ね備えているため、分析困難な高活性の半揮発性物質で卓越した S/N 比と質量スペクトルの完全性が得られます。各 J&W DB-5Q カラムは、高速コンディショニングと優れた耐久性によってサンプルスループットを最適化できるように設計されています。また、厳格な要件の試験混合物でテストされているため、信頼性の高い一貫したカラム性能を発揮します。DB-5Q カラムは一般的な用途と微量分析アプリケーションに最適です。

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特長

  • カラムブリードが大幅に低減され、感度と質量スペクトルの完全性が向上
  • 分析困難な活性化合物で優れたピーク対称性
  • 高温動作時においても卓越した耐久性
  • 高速カラムコンディショニング
  • DB-5ms および DB-5ms UI と同一の選択性
  • 高サンプルスループットと水素キャリアガスに対応可能な内径 0.18 mm カラム構成
  • Uber One 試験混合物による試験をすべてのカラムに実施
  • 各カラムにパフォーマンスサマリーが付属
  • アジレント製の全 GC システムと他社製 GC システムに対応

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機能および原理

  • データ品質 - カラムブリードの低減が重要な理由

    カラムブリードは、質量分析計データにおいて以前から非常に頻繁に観察されているものの、誤解されることが多い現象です。ブリードによってクロマトグラフィーのベースラインが上昇し、スペクトル干渉が発生するため、データの品質と信頼性が低下します。カラムブリードに起因するベースラインの上昇は、低 S/N 比の分析対象物で問題となります。これは、ピーク積分がデータ品質に悪影響を及ぼすためです。

    カラムブリードについて理解する

  • MS アプリケーションを最大限に活用

    質量分析計が継続的に進化し、感度と速度が向上しているため、それに対応できるカラムが必要です。J&W 5Q GC カラムは、分析対象物を最適な状態で四重極に移送できるように設計されています。

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  • 高速 GC アプリケーションを実現する適切な手段

    高速高分離 GC カラムは、ハイスループットスクリーニング、高速プロセスモニタリング、メソッド開発など、分析時間を短縮する必要のあるアプリケーションに最適です。分離能を損なうことなくサンプル分析時間を 50 % 以上短縮できます。内径 0.1 mm カラムとは異なり、内径 0.15 および 0.18 mm カラムはすべての標準圧力キャピラリ GC および GC/MS 機器と互換性があります。

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  • 適切な GC カラムが簡単に見つかる eSelector ツール

    GC カラム eSelector ツールを使用すれば、すばやく簡単に適切な GC カラムが見つかります。以下のいずれかによりカラムの選択を開始します。
    • ベンダーの部品番号
    • 必要な相ケミストリ
    • 機関メソッド
    • アプリケーション
    • USP 表記

    eSelector ツールを使用する

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アプリケーション

  • GC/MS カラム性能の新たな基準

    J&W 5Q GC カラムは、GC/MS カラムの性能と生産性の新たな基準を打ち立てる次のような特長を有しています。
    • 超低ブリード性能によるデータ精度の向上、高いスペクトル忠実度、安定したベースライン積分
    • 優れた不活性度により、高活性の微量化合物分析の感度が向上し、多成分パネルにおいてバランスのとれた不活性処理を実現
    • 超高速のコンディショニングと優れたカラム耐久性で、カラムの交換頻度が低下し、稼働時間が改善
  • 複雑なマトリックス中の E&L に GC/MS で対応

    この研究では、GC で分析可能な抽出物および浸出物(E&L)化合物を同定するために、スペクトルデコンボリューションとリテンションインデックスベースの時間フィルタリングを組み合わせて活用するユニット分解能 GC/MS ワークフローについて説明します。精密質量高分解能 GC/Q-TOF と DB-5Q カラムをこのワークフローに加えることで、化合物同定の信頼性、感度、構造解析の能力が向上しました。

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