TSP カートリッジ

イオンポンプとコントローラ

TSP カートリッジ

チタンサブリメーションポンプ(TSP)カートリッジを使用すれば、UHV/XHV システムからゲッタリング可能なあらゆるガスを効率的に排気できます。TSP はイオンポンプの内部に追加することも、別のポンプユニットとして使用することもできます。液冷式クライオパネルと組み合わせれば、より低い温度を達成し、中間ガスの排気速度をさらに高めることができます。

UHV システムではフィラメントタイプの TSP カートリッジが最も一般的です。サブリメーションの合間にオフにすることで熱によるガス放出を抑えられるからです。一方、ボールタイプのカートリッジには大量のチタンが含まれています。そのため、動作圧力が高いときなどチタンの使用量が多い条件下で運用する場合の寿命が長くなります。

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特長

  • 2.75² ConFlat フランジで提供
  • 400 ℃まで加熱可能
  • 動作圧力範囲は 1.0–4~1.0–12 mbar
  • フィラメントカートリッジは、それぞれ使用可能なチタン量が 1.1 g の 3 本のチタン-モリブデンフィラメントで構成
  • 交換用フィラメントパッケージは交換 4 回分に十分な 12 本のフィラメント入り
  • ミニチタン・ボールソースの使用可能チタン量は 15.2 g のため動作寿命が長い
  • チタンボールの最大サブリメーションには電源 300 W で到達、ただし不使用時の亀裂を防ぐため待機電力要件は 100 W

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