TOP-DNA ウェルプレート用チューブ

サンプル前処理製品

TOP-DNA ウェルプレート用チューブ

TOP-DNA では、合成 DNA オリゴヌクレオチドから不要な塩、不完全な合成生成物、その他の不純物を数ステップのシンプルな手順で除去できます。長さ 150 mer までの 200 nmol~1 µmol のオリゴヌクレオチドの精製が可能です。HPLC 精製前のサンプル前処理にもご利用いただけます。

TOP-DNA は、長さにかかわらず合成オリゴの精製にご使用いただけます。長鎖の生成物と短鎖の生成物用に別々にメソッドを用意する必要がありません。また、アジレント独自の充填剤により、カートリッジ内にオリゴが結合された状態で脱トリチル化を行えます。高速 AMA メソッドによる塩基の脱保護が可能なため(水酸化アンモニウムとメチルアミンの 1:1 混合物、40 wt % 水溶液)、貴重な時間を節約し、スループットを向上できます。

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特長

  • 完全な DNA オリゴヌクレオチド精製ソリューションにより、ラボの生産性を向上
  • HPLC 前のサンプル前処理にも使用できる幅広い有用性
  • オペレータの時間を節約、自動化にも対応できるハイスループットソリューション
  • 溶媒消費量を抑えて運用コストを削減
  • 自然落下または真空による通液を柔軟に選択可能

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機能および原理

  • TOP-DNA ならオリゴの精製が簡単な 6 ステップですばやく完了
    1. チューブのコンディショニング
    2. サンプルのロード
    3. 洗浄
    4. トリチル基の切断
    5. 洗浄
    6. 溶出
  • オリゴヌクレオチド分析のバーチャルラボ

    近年、低分子干渉 RNA(siRNA)、アンチセンスオリゴヌクレオチド、アプタマなどの合成オリゴヌクレオチドが新たな形の治療薬として急成長しています。これらの合成オリゴヌクレオチドの開発に伴い、それを特性解析するための堅牢な分析メソッドや使いやすいデータ解析ワークフローのニーズが高まっています。オリゴヌクレオチドに一般に求められる特性には、以下のものがあります。

    • 質量
    • 純度(および存在する不純物の相対量)
    • 配列

    オリゴのバーチャルラボを見る

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アプリケーション

  • 高性能の DNA オリゴヌクレオチドの精製

    トリチル基のあるオリゴヌクレオチドの精製(TOP)に最適化されたチューブシステムは、150 塩基までの DNA オリゴマー用に設計されています。 このメソッドは、アンモニアおよびメチルアミンによる脱保護戦略に適用でき、1~96 個の DNA オリゴヌクレオチドサンプルを真空手順により 10~15 分で精製できます。 このアプリケーションノートでは、シンプルなハイスループットプロセスによる長鎖および短鎖 DNA オリゴヌクレオチドの効果的な精製について取り上げます。このプロセスにより、高い純度(90 % 超)と高い回収率(85 % 超)を達成しています。

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