HPLC 各種モジュール
InfinityLab ユニバーサルインターフェースボックスは蒸発光散乱、レーザー誘起蛍光、屈折率、放射線用検出器など追加センサの接続を可能にします。バイオ医薬品のアプリケーションでは、オンライン pH および導電率センサを接続することで、Buffer Advisor による pH グラジエントモニターが可能になるなど、メソッド開発において有益な知見が得られます。この技術概要(英語)では、Agilent 1260 Infinity バイオイナート LC システムおよび Agilent OpenLab CDSソフトウェアへの pH および導電率センサの接続について説明します。
InfinityLab ユニバーサルインターフェースボックスは RC.Net(Agilent LC ドライバ)を介して統合できます。この HPLC インターフェースボックスは、追加の検出モジュールやセンサなどのアクセサリの操作とコントロールを可能にします。機器ステータスのモニタリングにも使用でき、クロマトグラフィーデータシステム(CDS)のインターフェースとしても機能します。他社製検出器を使用する場合は、システムのデータ取り込みと同期にアジレントのインジェクタと他社製検出器を繋ぐ追加のリモートケーブルが必要です。
Agilent OpenLab CDS では、UV 検出器や追加の検出器(蒸発光散乱検出器など)によるフラクションコレクションが可能です。Agilent 分取 LC システムにおいて、ユニバーサルインターフェースボックスが取り込むアナログ入力を用いてベースラインスレッショルドやクロマトグラムの傾きの変化に基づいた、ピークベースフラクションコレクションやデータ解析が可能です。UIBII によって可能となる、Agilent InfinityLab 分取精製システムでのフラクションコレクショントリガーの最適化については、この技術概要(英語)をご参照ください。