ノンターゲットメタボロミクスによるサンプル間の差異の探索

探索メタボロミクス(別名ノンターゲットメタボロミクス)は、ハイフネートされた質量分析(MS)技術による代謝物のグローバルプロファイリングです。探索メタボロミクスにおける分析上の主要な課題は、存在する幅広い代謝物が包括的に検出されることです。この課題に対応するには、MS 分析の前に代謝物を分離することが重要です。分離手法ごとに固有の利点があるため、アジレントでは、四重極飛行時間型(Q-TOF)MS とガスクロマトグラフィー(GC)、液体クロマトグラフィー(LC)、キャピラリー電気泳動(CE)、超臨界流体クロマトグラフィー(SFC)の分離を組み合わせた堅牢なワークフローを提供しています。またアジレントは、これらの技術によって生み出される複雑なメタボロミクスデータを処理、同定、解析するための高度な分析ソフトウェアを用意しています。アジレントの一般的なソフトウェアプラットフォームでは、これらの技術を用いたあらゆる分析結果をサポートしています。このため、情報を組み合わせて、生物学的な問題に対する答えを迅速に得ることができます。

ご登録 / お問い合わせ

大規模 LC/MS による研究とスクリーニング

数百~数千のサンプルを用いたノンターゲット LC/MS 実験の実施事例を紹介します。スイス連邦工科大学チューリッヒ校にある Institute of Molecular Systems Biology の Zamboni 博士のラボでは、10 年以上の間、大規模なメタボロミクスとリピドミクスの研究によって、基礎研究、応用研究、臨床研究を支援しています。このウェビナーでは、大規模メタボロミクスのクロマトグラフィー、MS 取り込み、データ処理、標準化、自動化などの重要ポイントと最新の開発について説明します。



メタボロミクスとマルチオミクスの統合によるエクスポソームの解明

ノンターゲットメタボロミクスはエクスポソームの特性解析に必須であり、内部修飾、パスウェイ、ライフスタイル、外部被ばくの代謝物、外因性化合物の解明に役立ちます。このウェビナーでは、英国インペリアル・カレッジの Sonia Dagnino 博士が、エクスポソミクスにおけるメタボロミクスの新しいアプリケーションについて、特にデータ処理方法に重点を置いて説明します。



代謝物分析のスループットと信頼性の向上

メタボロミクスは、MS による複雑な分析の限界を常に押し広げています。大量サンプルセットの高スループットプロファイリングでは、クロマトグラフィー分離を加速させ、時間分解能の損失を質量分解能と精度によって補う傾向があります。Agilent 6546 LC/Q-TOF システムの機能によって、事前分離なしで複雑な生物マトリックスを分析する方法をご覧ください。




ノンターゲットメタボロミクス

イオンペアリングメタボロミクス

このアプリケーションノートでは、イオンペアリング逆相 LC/Q-TOF MS を用いたターゲットメタボロミクス分析による、抗生物質の作用モードの調査について説明します。

詳細はこちら(英語)

薬物活性の解明

このアプリケーションノートでは、イオンペアリング逆相 LC/Q-TOF MS を用いた結核の薬物活性のメタボロミクス分析について説明します。

詳細はこちら(英語)

メタボロミクスアプリケーション用の Q-TOF GC/MS

このウェビナーでは、リウマチ性関節炎の研究に適用されるメタボロミクス分析用の GC/Q-TOF MS の機能について詳しく説明します。

ウェビナーを見る(英語)

極性代謝物用に最適化された LC/MS メソッド

堅牢な HILIC LC/Q-TOF MS メソッドを用いて 25 時間の分析時間にわたり 50 回注入し、酵母抽出物を分析する実験を紹介します。

詳しく読む(英語)

GC/Q-TOF による肺組織の分析

この研究では、ヒト結核菌感染マウスモデルを使用し、GC/Q-TOF によって非感染/感染肺細胞の代謝プロファイルを特定しました。

詳しく読む(英語)

HILIC LC/Q-TOF 戦略による探索メタボロミクスの改善

HILIC LC/Q-TOF メソッドによる、カバレッジ、再現性、異性体分離関連の分析性能の大幅な向上について説明します。

ポスターを見る(英語)

安定したラベル追跡によるメタボロミクス研究の進化

メタボロミクスは生物系を理解するための強力な技術ですが、動的情報の欠如により複雑になることもしばしばです。パスウェイ全体を通してフラックスが有意に変化しても、代謝中間物のアバンダンスが変動しない場合があります。このアプリケーションノートでは、Seahorse 技術を用いた表現型の相補性の分析と、Agilent 6546 LC/Q-TOF と Agilent MassHunter VistaFlux ソフトウェアを用いたターゲット安定同位体追跡の分析による、パスウェイでの代謝物の in vivo 代謝回転の追跡について説明します。




Q定性フラックス分析

このアプリケーションノートでは、U-13C グルコースをトレーサとして使用するヒトがん腫細胞株(HepG2)の定性フラックス分析用のソリューションについて説明します。

詳細はこちら(英語)

Seahorse XF と MS 分析の組み合わせ

このウェビナーでは、Seahorse XF および LC/MS 技術を用いた細胞と分子の分解による、包括的な代謝物フラックス分析について説明します。

ウェビナーを見る(英語)

ミトコンドリアの呼吸と代謝

このポスターでは、ATP 産生速度と安定同位体の取り込みの測定による、ミトコンドリア呼吸への乳酸の使い分けについて説明します。

ポスターを見る(英語)

生体エネルギーとフラックス分析

生体エネルギーと 13C フラックス分析を用いて、cAMP ホスホジエステラーゼによる抗生物質耐性における cAMP の役割を解明する方法を説明します。

ウェビナーを見る(英語)

代謝再プログラミングの解明

UHPLC/Q-TOF と GC/MS ベースの同位体追跡分析により、細胞内の代謝再プログラミングを解明する方法を説明します。

ポスターを見る(英語)

フラックス視覚化のツールと方法

このアプリケーションノートでは、軟骨肉腫細胞の 13C-グルタミンの、VistaFlux ソフトウェアを用いた定性フラックス分析について説明します。

詳細はこちら(英語)

顧客の成功事例

メタボロミクスにおける精密質量の測定

Universidad San Pablo の Barbas 博士が、Q-TOF Agilent MS の精密質量技術を用いたノンターゲットメタボロミクス研究の改善について説明します。

概要はこちら(英語)

新しい代謝医薬品ターゲットの解明

UCLA の Divakaruni 博士が、Seahorse XF と安定同位体の追跡実験を組み合わせて、代謝パスウェイを解明します。

概要はこちら(英語)

MS と Seahorse XF の技術を用いたがん研究

Pietro Morlacchi 博士とJennifer Molina 博士が、Institute of Applied Cancer Science MD Anderson Center における乳がんの共同研究について議論を交わします。

ビデオを見る(英語)



アジレントは、お客様のオミクスアプリケーションのお手伝いをいたします。

お問い合わせ用のページから、アジレントの担当者にご連絡ください。 またご登録いただけば、オミクスアプリケーションに関する教育イベント、ウェビナー、製品などの最新情報をお届けします。

ご登録 / お問い合わせ

本製品は一般的な実験用途での使用を想定しており、医薬品医療機器等法に基づく登録を行っておりません。

RA44546.5598148148