ラマン分光分析
仕様 | 概要 |
重量 | 25 kg |
寸法 | 幅 562 mm、 高さ 536 mm、 奥行き 417 mm |
容器の種類 | ガラス: 不透明、色付き、透明、つや消し 厚紙/紙 金属製容器: テトラパック、フォイルパウチ、缶、ブリキ、チューブ、 エアゾール |
容器のサイズ | 高さ 38 cm、幅 20 cm 以内のあらゆる形状 10 mL 以上 3 L 未満の内容物 |
内容物 | 液体、エアゾール、ジェルその他の消費品 容器が満杯でない場合または少量 (約 10 mL) の場合も検査可能 蜂蜜やシロップなどの高濃度または粘着性の液体も検査可能 |
安全性 | クラス 1 レーザーシステム - 連動型 CE マーク取得 |
電源 | 90~264 VAC/50~60 Hz 連続使用 200 W |
接続性 | イーサネット および USB 2.0 |
単独または組み合わせでの使用
Insight200M システムでは、金属以外の容器に対して独自の SORS (空間オフセット型ラマン分光) 技術が使用されます。金属製容器の検査には、2 次センサーが使用されます。このシステムは、卓越した検出性能を備え、きわめて低い誤検出率 (FAR) を実現します。
Insight システムは、欧州全域およびアフリカ、アジア、オーストラリアの空港に幅広く導入されています。独立型装置としての運用が可能な他、一般には機内持込手荷物用の爆発物探知システムタイプ C (C2 または C3) と組み合わせて使用されています。このような組み合わせシステムにおいても、誤検出率の標準値は、他の競合システムと比べて最小レベルを維持しています。
システムの操作
Insight200M は、満杯でない容器の他、STEB および特殊な形状やサイズのボトルの内容物を容易に検査できます。10 mL 以上の容器や 3 L 以下の大型容器の検査にも問題なく対応できます。Insight200M では、可燃性の液体の検査も可能です。