ホルマリン固定パラフィン包埋 (FFPE) サンプルを扱うことの多い研究者にとって、発現差解析および新規スプライシングまたは融合遺伝子の検出は、重要な焦点となっています。アジレントは ターゲット RNA シークエンスのための新しい SureSelect XT RNA Direct プロトコルを開発しました。世界中で広く使用されているSureSelect キャプチャライブラリを使用することで、FFPE サンプルであっても信頼性高く、サンプルの生物学的状態を明らかにする RNA プロファイリングデータを取得できます。 SureSelect XT RNA Direct には、次の利点があります。
- 組織の保管方法 (新鮮凍結 (FF) および FFPE) を問わず一致する遺伝子発現データ
- DV200値が20 % と低い、分解の著しい FFPE RNA サンプルであっても解析可能
- リボソーム RNA 除去やpoly (A) 精製によるバイアスが生じない
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図 1. FF および FFPE 由来の腫瘍対正常組織サンプルの遺伝子発現比の良好な相関統計的に有意な fold-change を示す volcano plot。赤い点は、発現比が 2 倍より大きく、補正 p 値が 0.05 より小さい遺伝子を示す。
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SureSelect XT RNA Direct をぜひお試しください。
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図 2. Agilent SureSelect XT RNA Direct プロトコル: ワークフローのパフォーマンスを最大化するため、total RNA からスタート、1 回のハイブリダイゼーションおよびキャプチャ後のオンビーズ PCR を採用し、ターゲット RNA シークエンスのプロトコルを簡素化しました。
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詳細はこちらのアプリケーションノートをご覧ください。
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