2017年7月開催 天然物探索・機能性食品セミナー

2015年に大村智博士が微生物の放線菌から新規治療物質に関する発見の功績により、ノーベル医学・生理学賞を受賞されました。
それにより、微生物や天然物からの新規有用物質の探索があらためて注目され、新たな創薬や食品機能性を有する有用物質研究が加速し、天然物探索、ケミカルバイオロジー、 中分子の動向が注目されています。

本セミナー前半では、天然物探索に焦点をあてます。天然物探索においては、新たな物質の発見と単離・同定が重要であり、微量であっても確実に単離・精製できる分取性能が要求されます。国立研究開発法人 海洋研究開発機構  高野 淑識 様の特別講演のほか、微生物や植物などの天然物から、創薬や食品機能性を有する有用物質探索に役立つアジレント分取LCと新製品、サンプル濃縮、再精製、脱塩を自動化するソリューションをご紹介いたします。

セミナー後半では、機能性表示食品に焦点をあてます。2015年4月から新しく「機能性表示食品制度」が始まり、 機能性表示食品の有効性に関する科学的根拠(エビデンス)の届出が必要となりました。
本セミナーでは株式会社アミノアップ化学 中東 淳 様による実例を交えた特別講演と、弊社からは、LC/MS及び新製品とデータ解析についてご紹介いたします。膨大なサンプル情報から意思決定に必要な結論を見出す統計解析ソフトウェアの適用事例にもご期待ください。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

<7月5日にて 東京会場・大阪会場とも満席となりました>

開催概要

東 京  

満席となりました(7/5)
日 時 2017年 7月 20日(木) 10:45~17:00 
※受付開始 10:15
会 場

東京コンファレンスセンター品川


〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 アレア品川
 

定 員 70名
参加費 無 料

大 阪

満席となりました(7/5)
日 時 2017年 7月 21日(金) 10:45~17:00 
※受付開始 10:15
会 場

ブリーゼプラザ


〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー8階

定 員 40名
参加費 無 料

プログラム

時間講演内容
10:15 受付開始
10:45~11:00 開会のご挨拶、会場のご案内
11:00~11:40

分取精製LC及び自動サンプル濃縮・再精製システム

アジレント・テクノロジー株式会社

<要旨>
天然物探索や機能性成分の単離精製など様々な分野で分取HPLCが活用されています。本講演では、分取HPLCにおいて高い回収率・純度を得るために必要な重要ポイントについて概説します。
また、Agilent InfinityLab 分取精製ソリューション及びソフトウェアの新機能、分取精製ソリューションを応用した自動サンプル濃縮・再精製システムについてご紹介いたします。

11:40~13:00 昼 食 ※会場内での飲食はできません。近隣施設をご利用ください。
13:05~14:05

 地球物質からの天然物および機能性分子の探索

国立研究開発法人 海洋研究開発機構  高野 淑識 様

<講演要旨>
天然物からの有機分子探索には、適切な前処理方法とクロマトグラフ法を用いた分離技術が必須となる。次に、正確な分離手法の検証とともに、検出方法の最適化が必要となる。そして、ターゲット分子の絞り込みを行えれば、分取や精製、
そして2次分析が可能となり、分子探索の新しい扉を開くことなる。

14:05~14:20
14:20~14:35
Q&A
休 憩
14:40~15:20 差異を効率的・確実に見つけるLC/Q-TOFと多変量解析

アジレント・テクノロジー株式会社
15:25~16:25  機能性表示食品の開発における分取LC及びLC/MSの活用法
 ~単離・精製、構造解析による機能性成分の探索から品質管理まで~

株式会社アミノアップ化学 研究部 生物化学研究室  中東 淳 様


<講演要旨>
機能性食品の開発において、機能性成分の単離・精製から品質管理に至るまで、分取HPLCやLC/MSは重要な役割を担っている。本講演では、機能性成分の選定条件、生物的活性を確認しながら単離・精製する手法およびQ-TOF LC/MSの多変量解析を
利用した手法の紹介を行う。
16:25~16:40
16:50
Q&A
終 了

参考情報

アジレントセミナーについて

お問合せ

アジレント・テクノロジー株式会社マーケティングサービス部セミナー担当
電話:0120-477-111  FAX:0120-560-320  e-mail:lsca_seminar@agilent.com

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