2017年7月開催 ICP-MS 30周年記念セミナー

おかげさまで今年、アジレントの ICP-MS は発売30周年を迎えることができました。
1987年国産初の ICP-MS を発売以来、アジレント独自のテクノロジーを搭載した多くの ICP-MS を皆様にお届けしております。

この度、発売30周年を記念したセミナーを開催する運びとなりました。
東京大学 岸本 康宏先生によるノーベル賞などで注目のニュートリノ関連のご講演をはじめ、ICP-MS を使用し各分野で最先端の研究を進められている先生方にご講演いただきます。

また、セミナー終了後、ご講演の先生方にも参加いただき、情報交換会を
開催いたします。ぜひこちらにもご参加ください。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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  株式会社アントンパール・ジャパン 株式会社イアス イー・エス・アイ・ジャパン株式会社 
  
  オルガノ株式会社 西進商事株式会社 マイルストーンゼネラル株式会社
  
  メルク株式会社 メトロームジャパン株式会社
    

参加対象

  • シングルおよびトリプル四重極ICP-MSをお使いの方、およびご興味をお持ちの方

開催概要

大阪

参加申込はこちら
日 時 2017年 7月 11日(火) 9:30~19:00 
※受付開始 9:00
会 場 千里ライフサイエンスセンター
5階 ライフホール

〒560-0082
大阪府豊中市新千里東町1-4-2
定 員 200名(先着順)
参加費 無 料

東京

参加申込はこちら
日 時 2017年 7月 13日(木) 9:30~19:00 
※受付開始 9:00
会 場 大手町サンケイプラザ
4階 ホール

〒100-0004
東京都千代田区大手町1-7-2
定 員 300名(先着順)
参加費 無 料

プログラム

時間講演内容
9:00 受付開始
9:30 ~ 9:40 開会のご挨拶
9:40 ~ 10:40

特別講演1

「ニュートリノとスーパーカミオカンデ --- ニュートリノ振動が暗示する宇宙の謎 ---」

東京大学 宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設 准教授
東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構 科学研究員   岸本 康宏 先生


2015年12月、梶田 隆章 先生が「ニュートリノ振動の発見」の業績でノーベル賞を受賞された。本講演では、幽霊粒子とも呼ばれるニュートリノとその性質について、スーパーカミオカンデでのニュートリノ研究の様子、ノーベル賞の時のエピソードなど交えながら、分かりやすく解説する。

10:45 ~ 11:35

特別講演2 ※大阪、東京会場で講演内容が異なります。

<大阪会場>
「原子吸光分析、ICP発光分光分析、そしてICP-MSへ -微量元素分析を支える不断の進展-」

関西学院大学 理工学部 教授  千葉 光一 先生

ICP-MSは、それまでのArc-Spark Discharge、AAS、ICP-OESの特性を踏襲、あるいは、克服しながら発展を続け、今日、超微量元素分析法としての黄金期を迎えている。本講演では、近年の原子スペクトル分析法の発展とAAS、ICP-OES、ICP-MSの原理と特長について概説する。

<東京会場>
「私の研究室で行ってきたICP-MSを用いた3つの応用研究」

中央大学 理工学部 応用化学科 教授  古田 直紀 先生

私が中央大学に赴任してきた1994年から現在に至るまで、ICPMSを用いて行ってきた環境・生体・材料への応用研究を紹介する。環境分野から粒径別大気粉塵中の多元素モニタリング、生体分野から濃縮したセレン安定同位体を用いたトレーサー実験、材料の分野から炭化ケイ素中の超微量元素の定量を紹介する。

11:35 ~ 12:40 昼食 (昼食の提供はございません)
12:40 ~ 13:30

特別講演3

「超高純度試薬とその需要について」

多摩化学工業株式会社 スペシャルフェロー  赤羽 勤子 様

分析装置のさらなる開発によりppt(pg/mL),ppq(fg/mL)の極微量金属元素分析が可能となるとともに超高純度試薬への不純物低減要求もより厳しいものとなってきている。今回は、極微量分析の参考に超高純度試薬の品質、苦労した分析上の汚染に対する注意点やその需要(用途)等を紹介する。

13:35 ~ 14:25

特別講演4

「ICP-MS温故知新 -シングルパーティクルICP-MSの話題を中心に―」

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
物質計測標準研究部門 環境標準研究グループ 研究グループ長  稲垣 和三 様


ICP-MS の生誕から 37年の月日が流れるなか、研究黎明期の技術が、周辺技術の進歩あるいはニーズの顕在化により、再び注目を集めることがしばしばある。本講演では、その典型例の一つであるシングルパーティクル ICP-MS の話題を中心に、ICP-MS の温故知新についての考察を述べる。

14:25 ~ 14:45 休憩
14:45 ~ 15:35

特別講演5

「食品の産地表示を裏づける分析技術」

東京電機大学工学部 応用化学科 教授   保倉 明子 先生

2000年に生鮮食品の原産地表示が義務付けられ,食品表示への関心が高まっている。原産地表示を裏づけるため,軽元素H, C, N, O, Sの同位体比,重元素Sr同位体比,元素組成等の様々な指標が着目されている。本講演では,これらの指標を用いた食品の産地判別について,分析法の概要とあわせて紹介する。

15:40 ~ 16:30

特別講演6

「生命科学分野におけるICP-MSを用いた化学形態分析の展開」

千葉大学大学院薬学研究院 教授  小椋 康光 先生

生命現象を統合的に理解するためには、生体内の糖鎖や脂質の解析すなわちグライコミクスやリピドミクスと並んで、生体微量元素の動態や機能を正確に把握するメタロミクスが欠かせない。AgilentのICP-MSが我々の行ってきたメタロミクス研究に果たしてきた役割を振り返り、今後の展開を考えたい。

16:30 ~ 17:05

「アジレントICP-MS 30年の開発の歴史と、原子分光分析装置の今後の製品戦略」

アジレント・テクノロジー・インターナショナル 株式会社 事業本部 本部長
兼 Agilent Technologies Director of R&D, Atomic Spectroscopy  松崎 寿文


30年以上に渡るアジレントICP-MS の歴史を振り返ります。製品開発をゼロから始め多くのお客様のご要望に一つ一つお応えした結果、日本発の製品が世界No.1の元素分析装置に成長した過程を辿ります。また、今後のアジレント原子分光分析装置の製品戦略の方向性をご紹介します。

17:30 ~ 19:00 情報交換会(同会場内にて)

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お問合せ

アジレント・テクノロジー株式会社 マーケティングサービス部 セミナー担当
電話:0120-477-111  FAX:0120-560-320  e-mail:lsca_seminar@agilent.com

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