JetClean セルフクリーニングイオン源の残留農薬分析に対する効果

1. オンラインモードとオフラインモード
  分析中も水素を流しながら測定するオンラインモードと、分析時は水素を流さず、洗浄時だけ水素を流すオフラインモードの両方が使用できます。
   
2. クリーニング頻度の減少
  ダウンタイムの減少、メンテナンスによるトラブル発生のリスクを低減します。
   
  <残留農薬分析後のイオン源の汚れの比較>
 
  JetClean JetClean なし

オフラインモード
(注入回数 254回)

オンラインモード
(注入回数 520回)

   
3. マトリックス効果の低減
  マトリックス効果による定量値の誤差を少なくします。
   
 

通知法で前処理をした牛肉マトリックス溶液に 10ng/mL となるように農薬 396 成分を添加した試料の定量値の比較
(標準溶液、マトリックス試料ともに PEG300 を 100mg/mL となるように添加)

   
 
JetClean JetClean なし
 

※日本食品衛生学会第 110 回および第 112 回学術講演会における神戸市環境保健研究所様の発表をもとにして作成しています。
※使用装置は Agilent 7000C トリプル四重極 GC/MS になります。
※オンラインモードでは水素の影響で通常よりピーク強度が低くなる可能性があります。
※オフラインモードについてはまだ検討段階のパラメータなどがあります。