バイオ医薬品分析用 LC カラム
MS 検出前にオンラインで塩イオンを除去する脱塩カートリッジ
モノクローナル抗体などのタンパク質の分析には、アフィニティ、イオン交換 (IEX)、およびサイズ排除クロマトグラフィー (SEC) などの手法が広く使用されています。しかし、これらの分析法では、不揮発性塩を含む水性移動相を使用しています。この不揮発性塩は、MS 検出を用いる場合に問題を引き起こします。不揮発性塩によってシグナル抑制が生じたり、塩の堆積により MS 検出器が汚染されたりすることで、メンテナンスの負担や機器のダウンタイムの増加につながる可能性があるためです。AdvanceBio 脱塩 RP カートリッジなら、MS 検出前に高速かつ効率的にオンラインで塩イオンを除去することができます。このカートリッジ型カラムは、採取フラクションを脱塩するために、任意の LC システム と組み合わせて使用することができます。また、Agilent 1290 Infinity III 2D-LC システムでも使用でき、1 次元側での分離の後に、2 次元側で脱塩を実行します。