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ICP-OES 情報
(A)製品の特長、インフォメーション
1. ICP-OES 製品、試料導入系、ソフトウェアなどの情報
詳細はこちらをご覧ください。
(B)部品カタログ/セレクションガイド
1. 消耗部品関連
ICP-OESの消耗部品は、分光分析用消耗品をダウンロードしてください。
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(C)アジレントウェビナー(e-セミナー)
1. 最新の装置やアプリケーション情報、装置のデモなどをご覧いただけるオンラインセミナー(無料)です。
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(D)ライブラリ
1. アプリケーションノート : ICP-OES 関連
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2. アプリケーション:分野別一覧
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トラブルシュート、その他編
(A)装置との通信
1. 装置との通信が出来ない。
- ICP Expert ソフトウェア上で通信設定が OFF になっていませんか?
- 5100 ICPOES の電源が OFF になっていませんか?
- ICP Expert ソフトウェアをデモモードで実行していませんか?
- PC 又は装置間の LAN ケーブルが外れていませんか?
- PC の通信設定(IP アドレス)が変更されていませんか?
<<詳細資料はこちら (296KB)
2. SPS4 オートサンプラとの通信が出来ない。
- ICP Expert ソフトウェアのオプション画面を確認します。
- Windows のデバイスマネージャを確認します。
詳細はこちらのファイルをご確認ください。
(B)装置の停止と起動手順
1. 装置の停止と起動手順(5100 / 5110 / 5800 / 5900 共通)
停電、年末年始の休暇などで、止むを得ず装置の電源を停止頂く場合の方法を記載します。
詳細はこちらのファイルをご覧ください。
(C)装置較正(波長較正)
1. 装置較正(波長較正)に失敗する。
- アルゴンガスパージの状態を確認します。
- サンプル導入ラインや波長較正溶液を確認します。
詳細はこちらのファイルをご覧ください。
(D)プラズマ点灯不良
1. プラズマが点灯しない。または消灯してしまう。
トラブルの多くは、トーチの中に、水や空気が混入するケースです。
トーチが濡れている/湿気を帯びている、または点火時のアルゴンプラズマへの空気混入の可能性を除外する方法があります。パラフィルムを準備します。
- 乾燥済みのトーチを ICP-OES にセットします。
- トーチの下部(丸いボールジョイントの部分)にスプレーチャンバを取り付けず、パラフィルムでボールジョイント部分を包み込むようにし、トーチの下部の穴を完全に塞ぎます。
- この状態でプラズマ点火を試します。点火できる場合、不具合の箇所は、サンプル導入ラインです。
- スプレーチャンバ内に溶液が溜まり、トーチにまで液が吸い上がり、トーチが濡れて点火できないケース
トーチが濡れている場合は、乾燥いただくか、乾燥済みのトーチへの交換を試してください。
ガラス製の Seaspray ネブライザをお使いの場合は、その構造が負圧吸引のため、スプレーチャンバ内へ大量のサンプルが吸い込まれ、廃液が追いつていない場合があります。
特にオートサンプラを使用しないマニュアル分析時は、ネブライザからキャピラリーチューブ先端までの長さが短いため、サンプルペリスタリックチューブの押さえつけが弱い時に、液が吸い上がりやすくなります。
サンプルペリスタリックチューブの押さえつけが弱いと、プラズマ点火前にスプレーチャンバ内に大量の液が吸い上がり、プラズマは点火直後にトーチが濡れ、プラズマが消えることがあります。
サンプルペリスタリックチューブの押さえつけが若干弱いと、プラズマ点火直後は液は多く吸い上がっていません。
しかし、時間が経つと徐々に液がスプレーチャンバ内に溜まり始め、廃液が追いつかなくなり、点火 10 分ほどで消火することがあります。
ドレインのペリスタリックチューブの締め付けが緩い場合は締めます。
またドレインのペリスタリックポンプチューブが消耗し、廃液量が少なくなっている場合は、新しいチューブに交換してください。
別で、廃液タンクの口の中に入っているドレーンチューブ先端が、廃液面の上に浮いている状態(廃液に浸かっていない状態)であることもあわせてご確認ください。
※ 湿度が高く、トーチに湿気が付着している場合も、トーチに液が吸い上がった時と同じような症状となります。
- プラズマ点火時に空気がアルゴンガスプラズマに混入し点火できないケース
プラズマは始めは小さく点灯し、その後徐々に大きくなり安定します。この点火直後にプラズマに空気が混入すると消火、もしくは全く点火しない事が有ります。
サンプル吸引口からトーチまでの間の接続に緩みが無く、空気が混入する箇所が無いことを確認してください。
各部分の接続を一度外し、再度組み上げる事も有効です。
オートサンプラをお使いの場合は、プローブがパークポジション(空中に浮いている状態)であれば、リンスポジションに移動します。
ICP-OES の本体の「ポンプ」ボタンから「高速ポンプ」をクリックし、ネブライザ先端までサンプル導入ラインを液で満たします。
その後再度点火を試してください。
(この点火前の高速ポンプの時点で、スプレーチャンバの底に液が溜まるようであれば、Ⅰ.のトーチが濡れて点火できないケースになるので注意が必要です。)
- アルゴンガス圧力が低いケース
推奨圧力は 550kPa です。
ICP-OES 直前に設置されているレギュレータで圧力をご確認ください。
プラズマ点火シーケンス中に大きく圧力が下がるような場合、以下をお確かめ下さい。
- ガスボンベの弁が十分に開いていない。
- ガスボンベのレギュレータの圧力設定値が低い。
- 他にアルゴンガスを大量に消費する複数の装置にガスを分岐している。
- ICP-OES とガスボンベの距離が遠い。または配管径が細い。
- トーチが原因で点火できないケース
トーチの先端、アウターチューブなど汚れが確認できる場合は、別のトーチへの交換を試してください。
デマンタブルトーチ(分解可能なトーチ)の場合は、トーチの組み上げ状態を再度確認してください。
予備のデマンタブルトーチ、または一体型トーチを所持されている場合は、切り分けが容易になります。
- Air Flow Low、Water Flow Low など、インターロックが働いているケース
インターロックが働いている場合は、プラズマは全く光りません。
- Air Flow Low の場合は、装置上部吸気口のエアーインレットフィルタに埃が溜まっていないことを確認してください。
ダクトの排気量が弱い時にもこのエラーは出ることがあります。ダクトの排気量をご確認ください。
- Water Flow Low の場合は、チラーの水の交換を試してください。
(E)社内 LAN での使用方法
1. ICP-OES、PC の IP アドレスを変更したい。社内 LAN に組み込みたい。
ICP-OES 本体、PC の IP アドレス等を変更する必要があります。
ICP-OES 本体、PC の順番で変更します。
詳細はこちらのファイルをご覧ください。