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一般情報
(A)装置
1. 製品の特徴・インフォメーション
2. 各種マニュアル関連
3. アジレント ウェビナー(eセミナー)
4. アジレント ウェビナー(eセミナー)
OpenLab CDS 2 関連全般
(A)OpenLab CDS 2 一般情報
1. クライアント・サーバ システムのシャットダウン・再開について
本項目は、OpenLabシステム共通(OpenLab用サーバ:ECM、DataStore、ECMXT、CDS Serverによるシステム)となります。
前提
- 本文は、ドメインコントローラ(サーバ)をWindowsネットワークのユーザ認証とセキュリティ管理に利用して、弊社OpenLab用サーバ、機器コントローラ(AIC)、測定・解析用クライアント、各種分析装置をWindowsのネットワーク下で構成したシステムを対象といたします。
- サーバ、機器コントローラ、クライアント、分析装置のシャットダウン・再開、および付属する無停電電源装置の停止・再開、バックアップ手順についての個々の詳細は、システム導入時にお引き渡し済の各手順、ならびに弊社FAQの項目を個別にご参照お願いいたします。
- システムを構成する各サーバ、機器コントローラ、クライアントがお客様 情報管理部門により管理されている場合、既存のポリシーが存在する場合は、お客様 情報管理部門によるポリシーに従って実施をお願いいたします。
- システムの再開後に、各サーバ、機器コントローラ、クライアント、分析装置の正常稼働を確認する手順については、お客様によるポリシーに従って実施をお願いいたします。
- 本文は、システムの停止に際して、すべてのサーバを必ず停止することをお勧めするものではございません。一般的な事例として、サーバの停止・再開に伴って、長期稼働しているハードディスクが再開後に障害が発生する事があります。長期休暇等に際して、サーバの停止を行なう事についてはお客様にてご判断をお願いいたします。
- システムのシャットダウン、再開の際に、各モジュールでエラーなどが確認される場合は、弊社、またはサーバ ハードウエア ベンダーのサポート窓口へお問い合わせください。
手順
- 各種分析装置、測定・解析用クライアントのシャットダウンを実施します。
(ア) シャットダウンまでに、測定、解析操作を完了させます。
(イ) 装置の「切断」操作が必要なシステムの場合は、切断を実施します。
(ウ) 装置を単体で操作する事が可能な場合は、クライアントシャットダウン前後で継続してシステムの洗浄、平衡化などを行ない適宜シャットダウンする事は可能です。
(エ) 分析装置の各操作、シャットダウン手順は別途に取扱説明書、FAQ等をご参照ください。
- 機器コントローラのシャットダウンを実施します。
(ア) シャットダウンまでに、機器コントローラのバックアップを必要時実施します。
- 各OpenLab用サーバをシャットダウンします。
(ア) 詳細手順はシステム導入時にお引き渡しの資料をご参照ください。
(イ) シャットダウンまでに、サーバのバックアップを必要時実施します。
- ドメインコントローラのシャットダウンを実施します。
(ア) シャットダウンまでに、サーバのバックアップを必要時実施します。
- 各ネットワーク機器:ハブ、スイッチ類 の電源を必要時落とします。
再開時
- ドメインコントローラを起動します。
(ア) 各ネットワーク機器:ハブ、スイッチ類の電源を投入します。
- 各OpenLab用サーバを起動します。
(ア) 起動後、WindowsタスクマネージャでCPU、メモリ、ディスクの使用率が安定させるため10~30min程度待ってから次の手順へ進みます。
- 機器コントローラを起動します。
- 各種分析装置、測定・解析用クライアントを起動します。
(B)OpenLab CDS 2 測定 Acquisition画面
1. シーケンステーブルの編集で、バイアル番号の下へコピーが出来ない。
OpenLab CDS 2ソフトウエアで、Acquisition画面からシーケンステーブルを編集中に、バイアル番号を上の行から下の行へ「下へコピー」を実行しようとしても、メニューがグレーアウトして実行できない場合は、該当装置の電源がオフになっているか、またはネットワーク上で接続出来ていない場合が考えられます。
Acquisition画面の機器ステータス画面で、装置がオフライン状態になっている場合は、装置の電源をオンにし、オンラインの状態へ復帰したことをご確認の上で、再度シーケンステーブルの編集をお試しください。
2. 実行中のシーケンス分析で、測定完了したデータを解析でレビューする
以下の手順および添付資料をご参考にお試しください。
手順
- Acquisition画面でシーケンス分析を開始後に、「シーケンス」ウィンドウから、「完了した注入データのレビュー」ボタンを実行すると、Data Analysis画面が起動します。
- すでに測定の完了したデータのみが自動的に読み込まれて、再解析・結果の保存、印刷までを行なう事が出来ます。
注意
- さらに後続の完了済データを追加で読み込む際は、一旦Data Analysis画面を閉じて、同様にシーケンス ウィンドウから「完了した注入データのレビュー」ボタンを実行して操作します。
- 解析が完了した際に、必ずData Analysis画面を閉じてください。起動したままの状態が続くと、シーケンスの完了時に結果セットの保存が保留状態となります。
- データの一貫性を保持する観点から、あらかじめData Analysis画面を起動して、測定中の結果セットから保存済のデータを読み込むことは出来ない仕様となっております。
※画面・操作の詳細はこちらのファイルをご参照ください。
3. 測定開始前のシーケンステーブルで、注入無しのブランクランを設定する
OpenLab CDS 2ソフトウエアで、Acquisition画面を起動して、測定開始前に分析用のシーケンステーブルで、注入無しのブランクランを設定する場合は以下の手順にて実施できます。
手順
- シーケンステーブルの該当行で、注入ソース列:「注入なし/ブランクラン」を選択します。
- サンプルタイプ列は、「ブランク」で実行する事で、データを再解析時にベースラインの減算などに使用する事ができます。
(C)OpenLab CDS 2 解析 Data Analysis画面
1. 解析画面のクロマトグラムに、圧力プロットなど機器のトレースを重ね書きする。
以下の手順にてお試し下さい。
手順
- Data Analysis起動後の、データ解析画面で、機器トレースのツリーを開きます。
- 表示される温度、圧力などの装置関連パラメータのチェックボックスを選択します。
こちらのファイルより、実際の画面・手順をご参照ください。
2. 既存の結果セットから別の結果セットを組み合わせて、新規結果セットとして再作成する
既に取得済の結果セット同士で、データを組み合わせて、新規に結果セットを作成する場合は、以下の手順に従って実施します。
例:未知試料のみのシーケンスに、別に測定した標準試料のみのシーケンスを併せて一つの結果セットにする。など。
OpenLab CDS 2 でData Analysisを起動して、該当する結果セットを読み込みます。
- 別の結果セットからもデータを組み合わせる場合は、同様に結果セットを読み込みます。
- データ解析画面で、Shift/Ctlキーを押しながら、組み合わせたいデータを選択します。
- 該当データを右クリックして、「選択した注入データを新規結果セットに追加」を実行します。
- データ解析画面で、「解析」タブに切り替えて、「新規結果セットの作成」ボタンを実行します。
- 新規結果セットの作成 画面が表示されます。
- 選択データの一覧で、データを選択して、上下矢印のボタンで並びを変更します。
- Xボタンで不要なデータを削除します。
- 解析メソッド 欄で、参照ボタンを実行して、あらかじめ既存の解析メソッドを指定出来ます。
- 新規結果セット 欄で、結果セットの名前を決定します。
- 作成ボタンの実行で、編集した内容の結果セットが新規に作成されます。
※画面詳細は、こちらのファイルを参照下さい。
(D)OpenLab CDS 2 レポート
1. 出力されるレポートで、クロマトグラムのピークトップに表示される▼マークを非表示にする
出力されるレポートで、クロマトグラムのピークトップに表示される▼マークを非表示にする場合は以下の操作を行ないます。
手順
- Data Analysis画面で、レポート画面を表示します。
- 編集したいレポートテンプレートを読み込みます。
- ツールバーから、「編集」ボタンを実行して、レポートエディタ表示にします。
- 該当するクロマト部分を右クリック→プロパティを実行します。
- クロマトグラムのプロパティ画面:「ピークラベル」項目を選択します。
- 6.「ピークマーカー」のセクションから、「ピークトップを表示する」チェックボックスを外します。
- OKボタンまたは適用ボタンを実行して、表示を確認します。
※画面例はこちらのファイルをご参考さくだい。
2. レポート上のクロマトに圧力を重ね書きしたい
以下の手順でお試し下さい。
手順
レポート画面で、該当するレポートテンプレートを読み込みます。クロマト部分のプロパティを表示して、機器トレースの設定を実施します。
その他、分割・重ね書きを変更するかなど検討します
※操作の詳細はこちらのファイルをご参考ください。
(E)トラブルシューティング
1. OpenLab診断ログ、アクティビティログの採取・保存手順
トラブルシューティング時に採取する内部ログの保存方法について
OpenLab CDS 2、OpenLab CDS Chemstation、OpenLab CDS EZChrom共通の手順となります。
弊社サポートよりトラブルシューティング目的として、OpenLabシステムでの診断ログ、アクティビティログのご提供をお願いする場合がございます。
- その際は、こちらのファイルより手順をご参照頂いて、弊社へアップロード、送付を御願いいたします。
- 具体的なアップロード先、送付の方法については、担当エンジニアからの依頼を参照ください。
2. OpenLabソフトウエアの起動時に、メッセージ[ライセンスが不足しています]が表示される。
本項目は、OpenLab CDS Chemstation Cバージョン、OpenLab CDS EZChrom、OpenLab CDS 2の各製品で共通となります。
該当ソフトウエアの起動時に、エラーメッセージ:「ライセンスが不足しています」が表示されて起動が中断する場合は、以下の手順をお試しください。
-
PC再起動
a. 一旦、OpenLab関連のプログラムをすべて完了いただき、PCを再起動して再発の有無をご確認ください。
b. PC再起動のみで解消しない場合は、手順2をお試しください。
- ライセンス関連ファイルの削除→PC再起動
a. 一旦、OpenLab関連のプログラムをすべて完了いただき、Agilent OpenLab関連サービスを停止します。
b. タスクマネージャ:サービス タブを選択して、画面右下の「サービス管理ツールを開く」ボタンを実行します。
c. サービス管理ツール:Agilent OpenLab Diagnostics Toolsサービスを右クリック→停止 を実行します。
d. 「別のサービスの停止」画面が表示されるので、「はい(Y)」ボタンを実行して進みます。
e. サービス管理ツール:Agilent OpenLab License Serverサービスを右クリック→停止 を実行します。
f. 以下のファイル2点を削除、またはデスクトップなどへ移動してください。
① C:\ ProgramFiles(x86)\ Agilent Technologies \ OpenLABServices \ Licensing \ Flexera \ conf \ concurrent_state.xml
② C:\ ProgramFiles(x86)\ Agilent Technologies \ OpenLABServices \ Licensing \ Flexera \ conf \ activation_state.xml
削除完了後、PCを再起動して、再発の有無をご確認ください。
※上記手順をお試しいただいて改善しない場合は、弊社サポート窓口へご相談ください。