HaloPlex HS カスタムパネル

NGS 用ライブラリ調製およびターゲットエンリッチメント試薬

HaloPlex HS カスタムパネル

[RUO]

不均一性の高い細胞集団の中の体細胞変異の検出は、癌のジェネティクスや免疫学的多様性などの数多くの研究分野においてきわめて重要です。遺伝性の変異と異なり、体細胞変異はしばしば低いアリル頻度(変異頻度)でおこるため、高感度な検出法が必要とされています。

HaloPlex HS は、HaloPlex の高感度アンプリコンターゲットシーケンス技術をベースに、DNA ライブラリに分子バーコードを導入することで、PCR の Duplication を効果的に排除し、従来の NGS で用いられてきた手法と比較して、低頻度の変異を高い信頼性で検出することを可能にしました。また、HaloPlex HS は、58 ng の gDNA からのスタートで最短6時間程度でのライブラリ調製を可能で、しかも 5 Mb までのターゲットサイズでカスタムパネルを作ることができるフレキシビリティを備えています。HaloPlex HS は、クリニカルリサーチにおける正確なレアバリアントの検出に最適なシステムです。

※製品はすべて試験研究用です。診断目的にご利用いただくことはできません。

お見積りはこちらお問合せはこちら

製品情報

  • 製品 対応シーケンサ ターゲットサイズ プローブ数 型番
            48反応 96反応
    HaloPlex HS カスタム, 1 - 500 kb, プローブ数 <20 K イルミナ 1 - 500 kb <20 K G9931C

    G9931B

    HaloPlex HS カスタム, 0.501 - 2.5 Mb イルミナ 0.501 - 2.5 Mb <200 K

    G9941C

    G9941B

    HaloPlex HS カスタム, 2.6 - 5.0 Mb イルミナ 2.6 - 5.0 Mb <200 K

    G9951C

    G9951B

ページTOP

特長

  • 低頻度のアリル(変異)を高い信頼性で検出
  • 10 base の長さ、100万種類以上の分子バーコードを個別のタグとして、DNA フラグメントに導入することで、 不均一性の高いサンプル中の 1% 以下のアリル(変異)頻度を高い信頼性で検出することが可能です。
  • 優れた正確性
  • 分子バーコードによって PCR Duplication を同定し、コンセンサス配列を作ることで、 真のバリアントを区別して検出します。また FFPE Option のデザインを選択すると、 両鎖のキャプチャを行い、FFPE 処理による片側 Strand のアーティファクトを除去できます。
  • 高いオンターゲット率により深いカバレッジでのシーケンスが可能となり、 重要なバリアントを見逃しません。
  • 加速するソリューション
  • 58 ng の gDNA から最短で 6時間以下で、ターゲット濃縮したライブラリを調製。
  • SureCall を用いたデータ解析で、生データから変異の分類まで 3ステップで実施
  • HaloPlex HS でのカスタムデザインは、SureDesign ツールをご利用ください。

ページTOP