【演題1】 質量分析による蛋白質解析
<次世代高分解能・超高感度イオンモビリティーシステム>
【演 者】 アジレント・テクノロジー株式会社 福田 宏之
質量分析法は蛋白質解析において必須の分析手法となっており、測定の高感度化に伴いその有用性が増しています。また、これまで様々な手法により、質量分析を用いた立体構造解析が試みられており、イオンモビリティーはその中でも強力かつ有力な方法の一つです。しかし、従来のシステムでは目的達成のために分解能が十分でなかったり、正確な衝突断面積の解析に非現実的な校正条件が必要でした。本セミナーでは、これらの問題を根本から解決した高分解能・超高感度イオンモビリティーシステム 6560 IM QTOF のテクノロジーをご紹介すると共に、各種蛋白質構造解析アプリケーション例をご紹介いたします。