Walkup ソフトウェア

質量分析データシステム

Walkup ソフトウェア

Agilent WalkUp は複雑な LC/MS 測定を非常にシンプルにするソフトウェアです。ユーザーが LC または LC/MS システムで本人確認を行い、基本的なサンプル情報を入力して、リストから分析メソッドや精製ワークフローを選択すると、サンプルを配置するオートサンプラーの箇所が表示されます。ユーザーがサンプルを配置し、サンプル分析が完了すると、結果がメールで送られます。このシンプルな質量分析ソフトウェアを使用することで、LC および LC/MS を複数のユーザーが簡単に測定できるようになります。

ユーザーフレンドリーな WalkUp インタフェースにより、LC やシングル四重極 LC/MS、UV、MS フラクションコレクションシステムだけではなく、通常は専門家が操作する高分解能質量分析計の測定も、迅速かつ直感的に、エラーなく操作できるようになります。WalkUp は、共通機器ラボのユーザーがラボで過ごす時間を最小限に抑えると同時に、機器使用率を最適化します。OpenLab Shared Services Server を通じて複数の機器をネットワーク化し、いつでも、どこからでもモニタリングや管理できるようにします。

お見積りはこちらお問合せはこちら

特長

  • シンプルなサンプルサブミットインタフェースにより、ユーザーは必要最低限の訓練を受けただけで、OpenLab CDS 2.X、OpenLab CDS ChemStation、LC/TOF および LC/Q-TOF 用 MassHunter へサンプルをサブミットできるようになります。
  • WalkUp は InfinityLab LC、6100 シリーズ四重極 LC/MS、LC/MSD、LC/MSD XT、LC/MSD iQ、6230 飛行時間型 LC/MS、6500 シリーズ四重極飛行時間型 LC/MS システムをサポートします。
  • オプションの外部トレイにより、バイアルのオートサンプラでバイアルの自動廃棄が可能で、オートサンプラを手作業で空にする必要がなくなります。管理者の作業が軽減され、さらなる生産性の向上が図れます。
  • 非接触でユーザーを識別するカードリーダーにも対応しています。
  • カスタマイズ可能なサンプル名と、正規表現を使ったサンプル名により、一貫性があり管理しやすいサンプルサブミットも可能。定員に制限のあるラボであっても、スタッフのラボの滞在時間を最小限に抑えます。
  • 1290 Infinity II 分取 Open-bed サンプラ/コレクタなどのフラクションコレクタをサポート。6100 シリーズシングル四重極 LC/MS LC/MSD および LC/MSD XT システムで、UV または質量分析精製と化合物確認を可能にします。
  • サンプルキュー管理の最適化により、サンプルの迅速なサブミットが可能になり、サイクルタイム短縮を実現します。
  • 管理者は、操作がしやすいサンプルサブミットのユーザーインタフェースのカスタマイズが可能。ラボのニーズに適したプロトコルを確立して、必要最低限のトレーニングしか受けていない担当者が使用する場合でも機器の動作を確実に維持することができます。
  • 複数の機器でネットワークを構成することにより、すべてのシステムの権限、WalkUp メソッド、ユーザーアカウント構造を 1 つのデータベースで共有できるため、機器固有の構成の管理が軽減されます。
  • データおよびレポートは自動的に担当者にコピーまたはメールされるため、機器のある場所まで戻る必要はありません。ユーザーは、MassHunter Analytical Studio Reviewer を使用することで、どこからでもデータを確認できます。

ページTOP