ヘリウムガスの供給不足が深刻化し、少しでもヘリウムガスの消費量を抑えたいというニーズが高まっています。アジレントは GC のキャリアガスに
いち早く電子制御 (EPC) を採用した実績があり、キャリアガスの消費を軽減する機能を長年にわたってご紹介してきました。
■ ガスセーバー
すでに多くのお客様にご利用いただいている 「ガスセーバー」 もその 1 つです。

ガスセーバーは、GC で最も多くガスを消費しているスプリットベントに注目し、必要なときに必要な量だけを流すようなオペレーションを
可能にしています。設定に関しても、簡単に設定することが可能です。
■ ヘリウム切替スイッチ
測定時には、ヘリウムガスを使用し、スタンバイ時には自動で窒素ガスに切替えて消費量を削減します。
最新のガスクロマトグラフ 8890 GC、8860 GC、および 7890 GC に搭載でき、スリープ/ウェイクモードと組み合わせることにより、
測定終了後に自動で窒素に切替、また測定前にヘリウムガスに切替て測定の準備ができ、効率的にヘリウムガスの消費量を抑えることが可能です。

★リーフレットはこちら 2022/1/11
★ヘリウム節約コスト削減カリキュレータ
2022/5/10
■ キャピラリ・フロー・テクノロジー (CFT) のバックフラッシュ機能
CFT のバックフラッシュ機能を用いて、分析時間を大幅に短縮することによりキャリアガスの消費を削減します。

■ 高速高分離カラム
分離能の高い細いカラム内径 (内径 0.18 mm) と高速分析を可能にする短いカラム長を組み合わることで、分離を損なわずに分析時間を短縮し、
キャリアガスの消費を削減します。
分離能の高い細いカラム内径 (内径 0.18 mm) と高速分析を可能にする短いカラム長を組み合わることで、分離を損なわずに分析時間を短縮し、
キャリアガスの消費を削減します。 メソッドトランスレーションソフトウェアを使用すれば、容易に条件変更。
■ ガスクリーンフィルタ
ガスクリーンフィルタは、GC または GC/MS注入口直前のガスラインに挿入し、機器への到達前にガスを浄化します。
酸素、水分、炭化水素を除去し、バルーングレードのヘリウムから高純度の性能を生み出します。
■ LTM シリーズ 2
アジレントの 7890 シリーズ GC には超高速昇温が可能な LTM 高速加熱/冷却を搭載可能です。分析時間を大幅に短縮することにより、
1 サンプルあたりのヘリウムガス消費量を抑えるというアプローチも可能です。
 |
 |
ガスセーバーや LTM の紹介リーフレットはこちら ヘリウムガスの消費量削減ソリューションはこちら |
LTM II オーブンモジュールによる高速オーブンプログラムを用いた n-アルカンテスト用混合物の分析結果 (クリックで拡大図) |
● さらに、お手持ちの GC でキャリアガスを上手に節約するには:
- 運転中はガスセーバー機能を使用する。15 mL/min までの低流量設定が可能です。
ただし、使用カラムやメソッドによって必要な流量は異なります。
- 待機中の条件は運転中と同様、ガスセーバー機能を使用し、スプリットベント流量を 15 mL/min に設定します。
消費量をさらに削減することが可能です。詳細は弊社ホームページの FAQ に情報がございます。
- スプリットレス状態を利用して節約しようとすると、空気の巻き込みが懸念されるため、
スプリットレス状態による待機は避けてください。
(MSD では空気のバックグラウンドが上昇する様子が観測されます。m/z 28 が10 % 程度の待機メソッドが望ましい)
◆ ご不明な点などございましたら、弊社カストマコンタクトセンター(0120-477-111)へお問い合わせください。