急激に進化するメタボローム解析の威力
―医薬、医療、薬理活性物質研究への応用最先端―
主催: ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社
(HMT)
協賛: アジレント・テクノロジー株式会社
メタボローム解析が作り出す可能性は研究者の急激な増加で、大きく進展しています。2月には前立腺がん研究へのメタボロームの有用性がNatureに掲載され、注目度はさらに増しています。この度、Natureの論文発表者のミシガン大学Chris
Beecher教授らをお招きして表題のセミナーを下記の通り開催することにいたしましたので、ご案内申しあげます。メタボローム解析で新たな発見、研究の進展に貢献できることを願い、多くの研究者の皆様の参加をお待ちしております。
ヒューマン・メタボローム・テクノロジー株式会社
代表取締役 菅野 隆二
プログラム
タイトルをクリックすると、講師および要旨ご紹介をご覧いただけます。
▲ ページTOPへ戻る
講師および要旨のご紹介
Dr.
Chris Beecher
Professor of Pathology at University of Michigan Medical School
President at Metabolic Analyses, Inc.
米国メタボロン社創設者
|
「サルコシン」という代謝物質が前立腺がんの進行度マーカーであるという発見についてお話しします。これは、メタボローム解析によって得られた成果であり、他の組織でも同様の結果が確認できただけでなく、サルコシンによるがん進行の生化学メカニズムの解明によっても実証しました。
|
川村 則行 先生
国立精神・神経センター 精神保健研究所
心身医学研究部 心身症研究室長
|
臨床的な症状の束からの精神障害の分類は生物学的均一性が保証されない。精神障害患者の血液内の分子群のメタボローム解析により、新しく均一性のある実態の有無を模索することができる。
|
鈴村 謙一先生
アステラス製薬株式会社 研究本部創薬推進研究所
分析研究室 主任研究員 薬学博士
|
メタボロミクスでは、どんな分析手法を選ぶべきか悩む場合が多々あります。今回の発表では、これまでの経験から、各分析手法の特長について述べます。
|
野上 知花
アジレント・テクノロジー株式会社
アプリケーションセンター
|
超高速、高分離、高感度、低キャリーオーバーを実現する究極のAgilent1290
Infinity LCとモデルチェンジにより性能を高めたAgilent HPCEがついに登場します。そのご紹介と併せ、メタボロミクス研究を支援するAgilentの多彩な製品群をご紹介します。
|
大橋 由明
HMT株式会社
バイオメディカルグループマネージャー
|
メタボロミクスは生体の恒常性維持の状態を探索する、最も直接的な手法です。近年のメタボロミクス技術の進化は目を見張るものがあり、解析速度や信頼性は格段に向上しています。今回は、メタボロミクス技術の現状と、医学や機能性食品への応用などを紹介します。
|
会場へのアクセスと地図
▲ ページTOPへ戻る |