キャピラリ・フロー・テクノロジー 
GC x GC フローモジュレータ

GC, GC/MS テクノロジー

キャピラリ・フロー・テクノロジー
GC x GC フローモジュレータ

アプリケーションの難題を簡単に解決する

アジレントのキャピラリ・フロー・テクノロジーは、最新型 GC の超高温にも耐えられるリークフリーで信頼性の高いオーブン内カラム接続をシンプルに実現しましたが、ついに最新の分離テクニックである GC x GC (包括的二次元ガスクロマトグラフィー)をも可能にしました。石油化学分野や香料分野に代表される複雑な混合成分の分離分析にパワフルな分離能力をもたらします。GC x GC では、従来の一般的なキャピラリ GC とは桁違いのピーク数が得られます。通常のシングルカラムにおける分離と比較すると、複雑なサンプルの分析に役立つピークの分離度およびピークキャパシティは格段に改善されます。GC x GC 分析の有用性はサンプルの構成成分をビジュアルに表現し、グループタイプ別分析やサンプルのパターン分析、およびスクリーニング分析にまでおよびます。

GC X GC でのアプリケーション例はこちら(PDF)

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特長

  • 信頼性のあるセットアップ: キャピラリ・フロー・テクノロジーをベースとし、セットアップが簡単で、高性能と高信頼性を両立したクロマトグラフィーを実現します
  • シンプルでスマートなシステム: フローモジュレーションの最大の魅力はそのスマートさ。見た目は普通の GC となんら見分けがつかないほどシンプルです。このシンプルでスマートなシステムだからこそ、簡単で信頼性の高い GC x GC が実現でき、最新の分離テクニックが初めて身近なものとなりました
  • クライオ(冷媒)が不必要: フローモジュレーションでは、液体窒素や液化炭酸ガスのような冷媒は不要です。ランニングコストも格段に安価です
  • 8890 GCおよび7890 GC は GC x GC 対応: キャピラリ・フロー・テクノロジーと 7890 GC の最新エレクトロニクスが精確なモジュレーションを実現
  • 分析時間: フローモジュレーションのシステムではキャリアガスに H2 を使用。従来のサーマルモジュレーションのシステムに比べ、分析時間も短く数多くのサンプルを分析可能
  • 匹敵する分離能を冷媒なしで実現: キャピラリ・フロー・テクノロジーが、デッドボリュームの少ない精確なフローコントロールをもたらし、クライオフォーカスなしでもピークの広がりを最小限に抑えます。典型的なセカンドカラムにおけるピーク幅は、60 - 100ms と十分な半値幅です
  • 幅広いサンプルタイプに対応: サーマルモジュレーションでは比較的難しいガスサンプルから、高沸点物までの幅広いサンプルに対応可能
  • 高感度: サーマルモジュレーションシステムと同程度の高感度システム。複雑なサンプルにおいてピークの分離度が高く、S/N 比が向上するため高感度分析が可能
  • 2D (GC x GC) データ解析ソフトウエア: サーマルモジュレーションシステムで実績のある、ゲステル株式会社が提供するソフトウエアを使用します(アジレントからの直接販売/サポートではありません)。ゲステル株式会社、およびアジレント GC をベースとしたフレキシブル&高分離なサーマルモジュレーションシステムについてはこちら(http://www.gerstel.co.jp/)

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