Pub.No. LCMS-200907TK-001
水道水及び河川水中陰イオン界面活性剤として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム (LAS) について LC-MS/MS による高感度分析法を検討しました。その結果、カラムに phenyl カラムを使用することで同族体である LAS-C10、LAS-C11、LAS-C12、LAS-C13、LAS-C14 の分離が可能となりイオン源に ESI を用いることで高感度分析が可能でした。また、SPE で 20 倍濃縮した水道水及び河川水抽出液中で顕著なイオン化阻害なく 0.25mg/L 相当全 LAS の測定が可能であり、S/N 比は 80 以上でした。
分野 | 環境 |
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キーワード | LAS、LC-MS/MS、MRM、ESI、陰イオン界面活性剤、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム |
掲載年月 | 2009/07 |
ページ数 | 2ページ (PDFファイルサイズ 235kB) |