Pub.No. LCMS-200807TK-002
トリコテセン系カビ毒(TCs)であるニバレノール(NIV)、デオキシニバレノール(DON)、フザレノン-X(FUS-X)、3-アセチル-DON(3-ADON)、15-アセチル-DON(15-ADON)、ジアセトキシスシルペノール(DAS)、HT-2 トキシン(HT-2)、T-2 トキシン(T-2)およびアフラトキシン類(AFG1,AFG2,AFB1,AFB2)、ゼアラレノン(ZEN)のLC-MS/MS 法による高感度分析法を検討しました。その結果、イオン源にAPCI 法、カラムに微小粒子径カラムを使用することで13種カビ毒の良好な分離が得られ、1ng/g 以下の測定が可能でした。また、小麦、トウモロコシ中で妨害ピークは検出されず、顕著なイオン化抑制もなく良好な結果が得られました。
分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | カビ毒、トリコテセン類、アフラトキシン類、LC-MS/MS、大気化学イオン化法 |
掲載年月 | 2008/07 |
ページ数 | 2ページ (PDFファイルサイズ 231kB) |