Pub.No. LC-MS-202107HA-001
天然型オリゴヌクレオチドおよび化学修飾型オリゴヌクレオチドを骨格とする核酸医薬は、その高い特異性と化学合成できる特徴により、癌や遺伝子疾患、ウィルス感染症に対する次世代の医薬品・ワクチンとして注目されています。核酸医薬品は低分子医薬品と異なり、分子量が数千~数万と大きいため、LC/MS で分析するためには測定マスレンジが広く質量分解能の高い TOF 型の装置が使用されます。オリゴ核酸の配列を確認するには MS/MS スペクトルの解釈によるマッチングが必要となりますが、ペプチドマッピングを行うソフトウェアに比べ、オリゴ核酸の MS/MS マッチングを行うソフトウェアの開発は遅れていました。
本アプリケーションノートでは鎖長の異なるオリゴ核酸の混合物をイオンペア逆相 HPLC で分離、QTOF-MS で検出し、AQXeNA ソフトウェア(三井情報株式会社)を用いて断片イオンの自動アサインを行いました。
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分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | オリゴ核酸、AQXeNAソフトウェア、LC/QTOF-MS |
掲載年月 | 2021/07 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 1.67MB) |