Pub.No. LC-MS-202012YD-001
平成 24 年 4月 1日に水質基準値に関するモノクロロ酢酸 (MCAA)、ジクロロ酢酸 (DCAA)、およびトリクロロ酢酸 (TCAA) の検査方法の一部改正が告知され、LC/MS および LC/MS/MS を用いる試験法が採用されました。また要件等項目として 6 種のハロ酢酸類モノブロモ酢酸 (MBAA)、ジブロモ酢酸 (DBAA)、トリブロモ酢酸 (TBAA)、ブロモクロロ酢酸 (BCAA)、ジブロモクロロ酢酸 (DBCAA)、ブロモジクロロ酢酸 (BDCAA) が挙げられています。
このアプリケーションノートでは、アジレント Ultivo トリプル四重極 LC/MS を用いて水道水中のハロ酢酸類9種の一斉分析を行いました。その結果、9 種すべてのハロ酢酸類が 0.001 mg/L 濃度で検出可能であり、添加回収試験結果もおおむね良好でした。
分野 | 環境 |
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キーワード | モノクロロ酢酸(MCAA)、ジクロロ酢酸(DCAA)、トリクロロ酢酸(TCAA)、水道水、ハロ酢酸類 |
掲載年月 | 2020/12 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 448kB) |