Pub.No. LC-MS-202012HK-001
合成したオリゴ核酸の品質管理のために HPLC による UV 検出だけでなく、LC/MS による分子量確認のニーズが高まっています。
オリゴ核酸は、ESI イオン源を搭載した LC/MS で測定すると多価イオンとして観測されます。解析には、マススペクトルのデコンボリューションにより平均分子量を算出するのが一般的ですが、この計算には質量精度や質量範囲に優れた LC/TOF が有用です。
このアプリケーションノートではシングル四重極形 LC/MS を使用し、オリゴ核酸を分離・検出しました。ここでは、分子量既知のオリゴ核酸を分析する際に、平均分子量をターゲットマスとして入力しました。入力した平均分子量に基づいて観測される m/z を計算し、その EIC を描画してターゲットの存在の有無を容易に確認できる自動解析ワークフローと判別レポートを作成しました。
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | 合成核酸、分子量確認、レポート出力 |
掲載年月 | 2020/12 |
ページ数 | 3ページ (PDFファイルサイズ 1.06MB) |