水道水中の PFOS、PFOA、PFAS の分析

Pub.No. LC-MS-202004TA-001

Agilentトリプル四重極 LC/MS を用いた水道水中の PFOS、PFOA の分析

令和 2 年 3月 30日に示された水質管理目標設定項目に新たに目標 31 としてペルフルオロオクタンスルホン酸 (PFOS) 及びペルフルオロオクタン酸 (PFOA) が追加されました。目標値は暫定で PFOS、PFOA の量の和が 0.00005 mg/L 以下 (50 ng/L) と定められました。尚、PFOS、PFOA それぞれにおいて目標値の 1/10 の濃度である 5 ng/L 以下を定量下限とし、5 ng/L 付近の変動が 20 % 以下となることが規定されています。
本報では水道水中の PFOS、PFOA 分析において、固相抽出後の LC/MS 分析を想定し、標準品の分析を行いました。PFOS、PFOAを含むパーフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物を合わせてPFASと略称され、PFAS分析の重要性は近年増大しています。

分野 環境
キーワード 有機フッ素化合物、PFOS、PFOA、PFAS、LC/MS/MS、環境、1260 Infinity II Prime Pump、1260 Infinity II Vial Sampler、Ultivo Triple Quadrupole LC/MS、MassHunter Workstation LC/MS Data Acquisition for Ultivo LC/TQ Version 1.1  
掲載年月 2020/04
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 1.11MB)

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