Pub.No. LC-MS-201811YD-001
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩 (LAS) は、水生生物の生息又は生育に支障を及ぼすおそれがある化学物質として、平成 25 年に水生生物の保全に係る水質環境基準項目に追加されました。LAS は公定法に基づき、固相抽出-液体クロマトグラフ質量分析装置で測定します。このアプリケーションノートではスチレンジビニルベンゼン共重合体で濃縮・抽出したサンプルを用い、アジレント Ultivo トリプル四重極 LC/MS を用いて LAS の測定を行いました。各濃度 0.0005 mg/L(5 種合計 0.0025 mg/L)における添加回収試験を行ったところ、すべての LAS で回収率が 80 - 120 % に収まるという結果が得られました。
分野 | 環境 |
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キーワード | 陰イオン界面活性剤、 トリプル四重極 LC/MS、 LAS |
掲載年月 | 2018/11 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 973kB) |