Pub.No. LC-MS-201804TA-001
本アプリケーションノートでは、Ultivo トリプル四重極LC/MSを用いて細胞培地中のアミノ酸を一斉分析する手法をご紹介します。 極めて極性が高いアミノ酸は、逆相クロマトグラフィーにおける分析は困難です。そこで親水性相互作用クロマトグラフィー (HILIC)を用いることで、誘導体化処理なしに直接アミノ酸を測定することが可能となります。さらに検出器には Ultivo トリプル四重極質量分析計を用いることで、高い感度と選択性を有する結果が得られます。 標準品により直線性・再現性を確認後、実試料として、研究開発や商品開発において広く使用されているダルベッコ変性イーグル培地 (DMEM 培地) 中のアミノ酸の定量分析結果を示します。さらに定量値確認のためマトリクス効果確認試験を行い、イオンサプレッションの有無を確認しています。
分野 | 食品および飲料検査、環境、バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | アミノ酸一斉分析、細胞培地 |
掲載年月 | 2018/04 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 1.21MB) |