Pub.No. LC-MS-201803HK-001
砂糖の大量摂取は肥満や多くの疾患の原因とされ、代替の甘味料として合成甘味料や天然由来の甘味料が食品や飲料に添加物として使用されています。
合成甘味料であるアセスルファム K はスクロースの約 200 倍の甘味を有するといわれています。また、ステビアや甘草由来の甘味料であるステビオシドやグリチルリチンは配糖体です。これらの甘味料は少ない含有量でも強い甘味を有するため、高感度な測定手法が望まれます。
逆相分配クロマトグラフィによる合成甘味料の分析はさまざまな検出器を用いて行われてきましたが、同様の用途で使用される天然の甘味料と同時に測定を行った例は多くありませんでした。
本アプリケーションノートでは 9 種類の甘味料の HPLC 分離及びシングル四重極 MS 検出を行い、市販のペットボトル飲料から得られたピークの同定を行いました。
分野 | 食品および飲料検査、環境 |
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キーワード | 食品添加剤、合成甘味料、ステビア、甘草 |
掲載年月 | 2018/03 |
ページ数 | 4ページ (PDFファイルサイズ 1.32MB) |