Pub.No. LC-MS-201606HK-002
抗体分析ではイオン交換モードやサイズ排除モードによる分離分析が用いられます。一般的に これらのモードで分析する際には、緩衝能や溶出力の強さからリン酸緩衝液や塩化ナトウムなどの不揮発性の塩が使用されます。
不揮発性の塩を使用した分離条件で溶出した化合物の分子量を LC/MS で求めることはこれまで困難でした 。
ここではイオン交換分離によるモノクローナル抗体 (mAb) 溶出を行い、ピークの画分をハートカットして揮発性移動相を用いて LC/MS 分離を行いました。
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | バルブソリューション、不揮発性移動相のMS検出、抗体、mAb、イオン交換 |
掲載年月 | 2016/06 |
ページ数 | 2ページ (PDFファイルサイズ 489kB) |