Pub.No. LC-202101NW-002
私たちが普段食べている畜産物は、飼育の過程で疾病等を防ぐ目的で抗菌剤が投与されており、そうした食肉中の抗菌剤が人体を傷害しないよう、残留濃度を管理することは非常に重要です。厚生労働省が定める公定法では各薬剤の定量下限濃度や分析方法などが記載されています。そのうち、HPLC を用いた公定法では検出器として質量分析計を用いる一斉分析試験法の他、ダイオードアレイ検出器や蛍光検出器を用いた個別試験法が定められています。近年、一斉分析試験法への移行が進む一方で、個別試験法も依然として重要視されています。そこで、本アプリケーションノートでは、畜産動物に使用される抗菌剤であるナイカルバジン、チルミコシン、スピラマイシンを、Agilent 1260 InfinityⅡLC とダイオードアレイ検出器で分析した結果をご紹介します。
分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | 動物医薬品、抗菌剤、ダイオードアレイ検出器 |
掲載年月 | 2021/02 |
ページ数 | 3ページ (PDFファイルサイズ 648kB) |