Pub.No. LC-202008YS-001
有機酸は食品の成分として食品の風味の発現に重要な作用をしますが、食品の味を調整するなどの目的で添加物としても使用されます。食品に添加された有機酸を分析するには多様な夾雑物を除去することが必要です。また、有機酸は極性が高いため、一般的な逆相 HPLC カラムでは保持が弱く分離が悪いという難点があります。 本アプリケーションノートでは、ポリマ系陰イオン交換固相抽出の Bond Elut Plexa PAX で前処理を行ない、配位子交換のカラム Hi-Plex H を用いた HPLC で食品中の有機酸の分析法を設定しました。
分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | 前処理、固相抽出、HPLC、食品、有機酸 |
掲載年月 | 2020/08 |
ページ数 | 5ページ (PDFファイルサイズ 932kB) |