Pub.No. LC-201807HK-002
破壊型検出器であることから、いずれの検出器もフラクションコレクタによる分取ではスプリッターによる分岐が必要です。
GPC はポリマーの分子量や分子量分布を確認する分析手法として、広く用いられています。一方 GPEC (gradient polymer elution chromatography) ではポリマーを構成するモノマーの種類の違いや共重合比を分離することが出来ますが、分子量に関する情報を得ることができないため、GPC と GPEC を組み合わせた分析手法が望まれます。
本アプリケーションノートでは、分子量がほぼ同じで組成の異なるブロックコポリマーを対象に、GPC で分子量と分子量分布を確認して分取を行い、その分取した試料を GPEC で分離しました。ポリマーの検出及び分取のトリガーには ELSD を用いました。
分野 | 材料試験・研究 |
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キーワード | 分取精製、共重合体ポリマー、ELSD、分子量分布、GPEC |
掲載年月 | 2018/07 |
ページ数 | 3ページ (PDFファイルサイズ 812kB) |