Pub.No. LC-201604HK-002
水中のアルデヒド類は DNPH (ジニトロフェニルヒドラジン)で誘導体化を行い、HPLC-UV もしくは LC-MS(/MS) で分析を行います。しかし、試料中に存在する過剰量の未反応の DNPH が、テーリングした DNPH ピークがホルムアルデヒドの溶出時間にベースラインドリフトを起こしたり、LC-MS の場合はイオン源の汚染の原因となります。 ここではバルブソリューションを応用して、過剰量の DNPH を除去し、測定対象であるホルムアルデヒドおよびアセトアルデヒド DNPH体のみを逆相カラムに導入するシステムの検討を行いました。
分野 | 環境 |
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キーワード | バルブソリューション、アセトアルデヒド、ホルムアルデヒド、DNPH誘導体、HPLC |
掲載年月 | 2016/04 |
ページ数 | 2ページ (PDFファイルサイズ 537kB) |