高分子材料中のフタル酸エステル分析における代替可塑剤の影響

Pub.No. GC-MS-201909HO-001

熱抽出-GC/MS を用いた高分子材料中のフタル酸エステル分析における代替可塑剤 [トリメリット酸トリス(2-エチルヘキシル):TOTM] の影響

4 種類のフタル酸エステルが制限物質に追加された RoHS2 指令が 2019年 7月より施行されています。その対応としてフタル酸エステルの代替可塑剤にトリメリット酸トリス (2-エチルヘキシル) (TOTM) がしばしば使用されますが、IEC62321-8 でスクリーニング分析法として定められている熱抽出-GC/MS で分析を行った場合、TOTM の分解によりフタル酸ジ (2-エチルヘキシル) (DEHP) が生成することが危惧されています。本報ではその影響の程度と対策法について検討しました。

分野 材料試験・研究
キーワード RoHS 指令、IEC 62321-8、DEHP、TOTM、熱抽出-GC/MS 
掲載年月 2019/09
ページ数 3ページ (PDFファイルサイズ 1.04MB)

アプリケーションノートを見る
(PDF 1.04MB)