Pub.No. GC-MS-201609NK-003
トラブル品と正常品において、トータルイオンカレントクロマトグラム (TICC) の比較では差異が判別できないデータに対し、MassHunter 「未知サンプルの解析」ソフトウェアのクロマトグラムデコンボリューション機能を用いれば、差異のあるピークを見つけ出せることがあります。その応用として、緑茶飲料に異臭8成分を添加し検討を行いました。この実験では、添加品と未添加品との間に、TICC上の差異は認められませんでしたが、未知サンプルの解析を使えばそのわずかな差異を検出することができました。
分野 | 食品および飲料検査 |
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キーワード | MassHunter 「未知サンプルの解析」、クロマトグラムデコンボリューション、トラブル品、異臭、クロロフェノール類、カビ臭原因物質、緑茶、固相マイクロ抽出(SPME)、GC/MS |
掲載年月 | 2016/09 |
ページ数 | 2ページ (PDFファイルサイズ 576kB) |