Pub.No. GC-MS-201508AZ-001
医薬品中の残留溶媒分析を行うために、ヘッドスペースサンプラを組み合わせて、GC、GC/MS が用いられます。本アプリケーションノートでは、最も汎用的に用いられる GC-FID を用いて効率的に分析を開始、運用できるメソッドを検討しました。アジレント独自のリテンションタイムロッキングを用いることで、ICH (日米EU医薬品規制調和国際会議) で定められた Class1,2,3 の残留溶媒に加えて、アミン類を含めた約 60 種類の溶媒を同定、定量できるようにメソッドを作成、最適化しました。
さらに、分離カラム、キャリアガスの異なる場合においても対応できるよう、各仕様におけるメソッドを検討しました。
分野 | バイオ医薬品および医薬品 |
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キーワード | 7697A、 7890B GC、 残留溶媒、リテンションタイムロッキング(RTL) |
掲載年月 | 2015/08 |
ページ数 | 5ページ (PDFファイルサイズ 622kB) |
Claas2 溶媒、各100mg/L のクロマトグラム。上図は DB-Select 624UI、下図は VF-WAXms で、ともにキャリアガスに窒素を使用した際のデータ。