水質規制農薬の高感度分析の検討

Pub.No. GC-MS-201306AZ-001

7890B GC/ 5977A MSD による水質規制農薬の高感度分析の検討

新たに水質管理項目の農薬類に要検討農薬類が追加されました。従来からの対象農薬リストに加え、これらの農薬を加えると、130程度の農薬の一斉分析メソッドが必要となります。最新の7890B/5977A MSDを用いて一斉分析メソッドについて検討を行いました。このメソッドの中ではリテンションタイムロッキングを使用し、すぐに一斉分析が行えます。また、従来からのスプリット/スプリットレス注入に加えマルチモード注入口を使用した、高沸点成分、分解しやすい成分に考慮したメソッドの作成も行いました。このメソッドではさらにバックフラッシュを採用し、カラム、注入口、イオン源の汚染を最大限に抑制しました。

分野 環境
キーワード 水質規制農薬、リテンションタイムロッキング、マルチモード(MMI)注入口 
掲載年月 2013/06
ページ数 4ページ (PDFファイルサイズ 543kB)

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(PDF 544KB)

分析結果の一例

分析結果の一例 イメージ画像クリックして拡大表示ができます。

標準溶液10ppb の SIM積算クロマトグラム
(内部標準物質は100ppb)